J2残留で有終の美…金沢退任の森下監督が「来年は大暴れをしてほしい」と選手に託す

ゲキサカ / 2016年12月4日 15時4分

今季限りで退任する森下仁之監督

[12.4 J2・J3入れ替え戦第2戦 金沢2-0栃木 富山]

 ツエーゲン金沢を今季限りで退任する森下仁之監督の目に光るものがあった。

 金沢はラスト2試合で引き分けに終わったが、21位に浮上し、J2・J3入れ替え戦にまわることとなった。11月27日の第1戦では、敵地で苦戦を強いられたが、終了間際の後半44分にセットプレーからMF小柳達司が先制点を挙げ、1-0で先勝した。そして迎えた第2戦は、本拠地・石川県西部緑地公園陸上競技場が改修工事中のため、富山県総合運動公園陸上競技場にて開催されたが、FW中美慶哉が古巣から2ゴールを奪い、2-0で勝利。2連勝で2試合合計3-0とした金沢がJ2残留を決めた。

 試合終了後、円陣を作った金沢。森下監督はテレビインタビューで「21位で入れ替え戦をやったが、J2残留には変わりない。胸を張って、来年は大暴れをしてほしい」と伝えたことを明かした。さらに選手たちからは胴上げを求められたが、手で涙を拭いながら、それを拒否した。

 試合を振り返る森下監督は、「本当に立ち上がりは栃木さんに押されて、いい時間が少なかったが、先制がひとつ大きかったと思う」と語ると、サポーターには、「苦しい時もあったが、みなさんの支えがあってここまでやれた。僕自身、5年間本当にいい経験をさせてもらったし、このチームで5年指揮を取らせてもらって、本当に誇りに思う」と感謝の言葉を送った。

 森下監督は、JFL所属だった2012年から指揮を執り5年目。J3優勝でのJ2昇格など、クラブの発展を支えてきた中、今季の目標であるJ2残留を達成した。今季限りで退任する森下監督に向けてサポーターは、「森下さん 金沢をJ2へ連れてきてくれてありがとう!」と横断幕に感謝の思いを綴った。

●2016 J2・J3入れ替え戦

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