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筑波大FW中野誠也×FW北川柊斗の特別対談、「優勝するだけ」「常にゴールを意識」

ゲキサカ / 2016年12月6日 11時59分

中野:まあ、あの時はまだ模索中だったからね。
北川:大学サッカーに慣れるまでは、身体の強さやスピードに違いを感じていたかな。ユースの頃は、なんとなくやっていれば勝てる感じだった。でも大学サッカーは上手い人たちが集まってくるから、ひとりひとりの能力が高い。
中野:柊斗で言えば、身体の強さは絶対にあったし、俺もスピードはあったから、そこで勝負しようとしたけど、全然勝てんかった。慣れていったら段々勝てるようになったけど、最初はスピード面で慣れてなかった部分が大きいかな。

――2年次には2部リーグでの戦いも経験しました。
中野:相手はどこも、筑波大が上手いっていうのがわかっているから……。
北川:どこも引いて(守って)きたよね。
中野:それが一番難しかった。
北川:守って守ってカウンターとか。とりあえず引いてきたよね。
中野:5バックで守ってくるとこもあったし。
北川:そこを崩せるかどうか。
中野:まあ、そういうサッカーをしてくる相手に対しての、いい勉強になったよね。

北川:上手かったり強いチームではなくても、頑張って守ってくるから。
中野:難しいゲームが多かった。後期リーグ戦は1-0で勝つ試合ばっかりだった。(12試合中5試合が1-0)
北川:でも、上位陣相手には勝てんかったなー。
中野:まあ勝ち点は積み重ねられたから。
北川:なんとか2位になって、1部に昇格できてよかったっていう印象かな。

――その年は2部ながらもアミノバイタル杯(総理大臣杯関東予選)で準優勝し、総理大臣杯ではベスト4に入りました。
北川:アミノに関してはもう、3回戦の神奈川大戦(5-3)で勢いついたと思う。あの時は4年生が教育実習に行っていて試合に出られないから、下級生が試合に出ていて。
中野:前半は0-3で負けてたからね。経験不足が出た。逆に後半は、いい意味での若さが出たよね。
北川:うん、吹っ切れてた。
中野:3失点から5点を取り返すっていうよくわからない試合になった(笑)
北川:あれが変に自信にもつながった。逆転できるといいうか。「1部の大学が相手でも、俺らはやれるんだ」って。
中野:後半って、シュート7本しか打ってないんだ。
北川:しかも5点目の俺のゴール、オフサイドだったんだよね(笑)
中野:まあ運も必要(笑)
北川:3-1になった時点で、この試合はいけると思った。
中野:確かに。流れ的に良かった。
北川:1点目は、誠也がヘディングで決めたんだよね、確か。
中野:そうそう。柊斗からのボールを。
北川:その次に俺が2点目を決めたのか。
中野:で俺が3点目を決めて、すぐに航(野口航・3年)が4点目を決めた。

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