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専修大が復活の狼煙! 日本文理大とのシーソーゲーム制し、前回王者が待つ2回戦へ

ゲキサカ / 2016年12月8日 4時49分

 専修大は後半開始からDF小林岩魚(2年=甲府U-18)に代えてDF小口大貴(4年=川崎U-18)を入れ、小口がキャプテンマークを巻いた。後半も立ち上がりから攻め込むと、同12分に右サイドの飯田がライン際まで侵入し、中央に折り返すもニアに滑り込みながら柳が合わせるもわずかに右に外れる。それでも同13分、飯田が今度は右サイドのPA角あたりからクロスを送ると、柳が「すごい良いクロスが上がってきた。あとは合わせるだけだった」と語るように右足で丁寧に合わせ、2-1。柳のこの日2点目で専修大が再びリードを奪った。

 またも負う展開となった日本文理大は、児玉が前線でボールに絡むも、決定的な場面をなかなか作ることができない。すると、リズムを変えようと後半21分にFW松尾祐希(2年=出水中央高)、同22分にDF荒木拓磨(4年=熊本国府高)をピッチに送り出した。これで日本文理大のペースになったかと思われたが、専修大が同20分に左SB小口の折り返しからMF佐藤遵樹(4年=千葉U-18)、同29分に右SB飯田のクロスから中山と、左右に揺さぶりをかけ、日本文理大ゴールに迫ってきた。

 それでも、日本文理大が再び試合を振り出しに戻す。前半33分、児玉が相手に引っ張られながらボールをキープし、PA内に侵入した吉田はシュートを打てなかったものの、セカンドボールを拾ったMF渡邉鷹也(1年=大分南高)がPA右から中央に折り返す。これが後半途中からセンターバックに入っていた柳のオウンゴールを誘発。日本文理大の粘りが得点に結びついた。

 この得点で日本文理大に勢いが出てきたが、この試合で多くのチャンスを作っていた専修大が、逆転を許さず、終了間際に勝ち越しに成功する。後半41分、右サイドで飯田からパスを受けた佐藤がクロスを上げると、途中出場のFW岸晃司(1年=川崎U-18)が大学で初めてというヘディングシュートを決め、3-2。その後、相手のパワープレーを耐え凌いだ専修大が逃げ切り勝利。14年にリーグ戦4連覇を達成も、ここ2年は苦しんでいる専修大が1回戦突破を決め、復活の狼煙を上げた。

(取材・文 清水祐一)●第65回全日本大学選手権(インカレ)特集

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