悔しさ残るインカレデビュー…岩教大1年生MF小川「来年こそ」 DF遠藤「必ず戻ってくる」
ゲキサカ / 2016年12月8日 1時30分
[12.7 全日本大学選手権(インカレ)1回戦 岩教大0-1九州共立大 江戸川陸]
スターティングメンバーに名を連ねた1年生の2人。北海道教育大学岩見沢校(北海道)のMF小川達也(1年=履正社高)とDF遠藤祐馬(1年=大阪桐蔭高)のインカレデビューは悔しさが残るものとなった。
左SBの位置でスタートした遠藤だったが、前半8分に対面するMF木橋春暁(3年=日章学園高)に自サイドを突破されると、ラストパスをMF角康平(2年=佐賀北高)に蹴り込まれて先制点を献上してしまう。「自分のミスで先制されてしまった。そこから取り返そうとしたけど、緊張して何もできなかった。ミスが多くて4年生に迷惑を掛けてしまった」。
2列目で起用された小川はゴールへの強い意欲を示した。しかし、記録された2本のシュートはともに枠を捉えることができず。「内容よりも結果にこだわらなければいけない試合なのに…」と声を落とすと、「同じポジションの4年生が出ていない中、その4年生を喜ばすことができなかった。自分に腹が立つし、すごく悔しい」と唇を噛んだ。
関西の高校から2人は北海道の岩教大に進学。小川が「遠藤が試合に出ていて、すごく悔しくて人一倍練習した。彼がいなければ、ここまで成長していたかった」と語れば、遠藤も「彼は最初の試合に出たり、点を決めたりしていた。自分も負けていられないと思った」とお互いを意識し、切磋琢磨してきた。
そして、初のインカレの舞台で同じように悔しさを味わった。しかし、この悔しさを糧にしなければいけないと話す。「大きな経験になると思う。来年こそ、悔しい思いをしないようにもっと成長したい」(小川)。「必ずこの舞台に戻ってきたいし、こんな思いをしないように練習に取り組みたい」(遠藤)。1年後、成長した姿をこの舞台で見せるため、2人はさらなる成長を誓った。
(取材・文 折戸岳彦)
●第65回全日本大学選手権(インカレ)特集
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