[MOM413]慶應義塾大DF宮地元貴(4年)_主将が攻守に躍動「セットプレーからの得点は武器」
ゲキサカ / 2016年12月8日 14時33分
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.7 全日本大学選手権(インカレ)1回戦 四国学院大 0-4 慶應義塾大 ゼットエー]
力強いプレーでチームをけん引した。主将のDF宮地元貴(4年=東京Vユース)が攻守に躍動し、慶應義塾大を2回戦進出に導いた。
「セットプレーからの得点は僕の武器」と胸を張る得意の形から、前半11分に先制点。左CKからゴール前に送られた浮き球のクロスに合わせ、豪快なヘディングシュートを叩き込んだ。「入る位置は決めていて、いいところにボールが来たので決めるだけだった」と振り返り、キッカーを務めたMF加瀬澤力(4年=清水東高)のお膳立てに「クロスが良かった」と感謝した。
「自分の仕事は失点をゼロに抑えることが一番ですが、セットプレーでは得点を狙えるようにしていきたい」。FWでプレーした期間もある宮地は、得意のヘディング弾にこだわりをのぞかせる。
守っては最終ラインを統率し、無失点勝利に貢献。粘り強い守備でボールを奪取し、効果的な縦パスで攻撃を組み立てた。「リーダーとして、安定した守備を展開している」と須田芳正監督も絶大の信頼を寄せる。前半は自陣の低い位置から難しいパスを選択する場面もあったが、後半はシンプルなプレーを意識。指揮官は「後半は非常にコントロールできていた」と素早い修正力を称賛した。
チームの成長を感じ取っている。「去年まではトーナメント形式になると怖さがあって、セーフティーなプレーに走っていた。ミスを恐れず、前半から自分たちが準備してきたサッカーができたことが今日の勝利につながった」。危なげのない完勝ではあるが、膠着した時間帯が続いたことには「2点取ってからゲームがスローペースになった。勝負どころがチームとして統一し切れていなかった」と課題を語る。試合後は円陣の中心でチームメイトを鼓舞し、10日の2回戦順天堂大(関東4)戦へ気合を入れた。
J1、J2複数クラブからオファーを受けたなか、8月から特別指定選手として参加している来季はJ2の名古屋グランパスへの加入が内定している。プロ入りを控え、周囲からの注目度は高まっているが、主将としてチームが掲げる「一戦必勝」という目標を強調。「先のことは考えずに、順天堂を倒すことだけを考えて準備していきたい」。次のステージへ弾みをつけるためにも、まずは目の前の一戦に集中する。
(取材・文 佐藤亜希子)
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