手負いのエースが途中出場で決勝ヘッド!金崎「こういう情けない戦いは…」
ゲキサカ / 2016年12月9日 5時22分
[12.8 クラブW杯1回戦 鹿島2-1オークランド・シティ 横浜]
頼れるエースが最後に決めた。鹿島アントラーズは後半5分にセットプレーから先制を許す苦しい展開。それでもFW赤崎秀平、FW金崎夢生とアタッカーを立て続けに投入すると、後半22分に赤崎のゴールで追いつき、試合終了間際の後半43分に金崎が決勝点を奪った。
DF山本脩斗の左クロスをファーサイドのFW土居聖真が頭で折り返したボールに金崎が競り勝ち、ヘディングシュート。「(土居)聖真がいい折り返しをくれた。うまく入ってよかった」。Jリーグチャンピオンシップ決勝第2戦の浦和戦(2-1)で逆転の2ゴールを決めた金崎だが、第1戦で負傷した左足首痛の影響で前日まで別調整が続いていた。
「足の状態もまずまずということで、時間、内容を見ながら(金崎を)使うタイミングを計っていた」という石井正忠監督。スーパーサブとしての起用は試合前からイメージにあったが、「(先制されて)点を取りに行くしかない状態だった。思っていたよりは(投入が)早くなった」と、予定よりも早いタイミングでの投入だった。
それでも、限られた時間できっちりと結果を残すところがエースたるゆえん。ベンチから見ていた前半はもどかしさしかなかった。「流れを変えたかったし、こういう情けない戦いは(日本を)代表してプレーする限りやってはダメ。しっかり気を引き締めてやりたい」と厳しい表情で言った。
「行けるところまで行きたいと思っているし、開催国代表として、責任を持って全力でプレーしたい」。年間勝ち点3位からチャンピオンシップを制して“下剋上V”を成し遂げたJリーグ王者。“手負い”のエースはその誇りに懸けて、一つでも上を目指して戦い抜く覚悟だ。
(取材・文 西山紘平)
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