柳沢コーチと取り組んだ居残り練習の成果…3か月ぶり弾のFW赤崎「ありがたい存在」
ゲキサカ / 2016年12月9日 5時23分
[12.8 クラブW杯1回戦 鹿島2-1オークランド・シティ 横浜]
練習の賜物だった。鹿島アントラーズは途中出場のFW赤崎秀平が値千金の同点弾。0-1の後半9分からピッチに入ると、同22分、MF永木亮太のマイナスのパスを右足ダイレクトでゴール左隅に流し込んだ。
「(永木)亮太からいいパスが来たのでしっかり決めるだけだった。折り返しが来ると思ってポジションを取ったし、GKとDFの動きを見て、逆に蹴るだけだった」。交代カードの1枚目として赤崎を切った石井正忠監督は「かなりシュートの練習をしていて、いいシュートを練習の中で見せていた。それが必ず結果につながると思って彼を投入した」と、その理由を明かす。
今季のJ1リーグ戦は24試合に出場し、2得点にとどまった赤崎。全公式戦を含めても、この日のゴールは9月3日の天皇杯2回戦・富山戦(3-0)以来、約3か月ぶりだった。「夏過ぎからなかなか点が入らなくて、柳沢コーチと2人で話し合って始めた」という居残りのシュート練習。チームの全体練習後、元日本代表FWの柳沢敦コーチが付きっ切りで、とにかく数多くのシュートを打ち込んできた。
「ゴール前にいろんなボールを出してもらってシュートを打った。どのシュートに対してもフィードバックをくれたし、自分のためになった。試合に出ていても出ていなくても、いろんな声がけをしてくれるありがたい存在。『自分を信じてシュートを打つこと』と言われているし、それが出せて良かった」
同点ゴールの直後には強引なドリブル突破からフィニッシュまで持ち込み、右足を振り抜いたが、惜しくもゴール左に外れた。「そこで点を取っていればヒーローだった。なり損ねたけど、次も試合に出たら絶対に点を取れると思う」。中2日で迎える準々決勝の相手はアフリカ代表のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)。「もっと鹿島の強さを世界に発信したいし、今日より良い試合をしたい」。赤崎は力強く言った。
(取材・文 西山紘平)
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