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ムヒタリアンが加入後初ゴール! マンUがグループ2位で決勝T進出を決める

ゲキサカ / 2016年12月9日 4時55分

ヘンリク・ムヒタリアンがマンU加入後初ゴール

[12.8 ELグループリーグ第6節 ゾリャ0-2マンチェスター・U]

 ヨーロッパリーグ(EL)は8日、グループリーグ最終節を行った。A組のマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は敵地でゾリャ(ウクライナ)と対戦し、2-0で勝利。他会場の結果、ユナイテッドがA組2位での決勝トーナメント進出を決めている。

 敗れても他会場のフェイエノールト(オランダ)がフェネルバフチェ(トルコ)に負ければ決勝トーナメント進出が決まるユナイテッドは、4日のプレミアリーグ第14節エバートン戦から6人を変更。ゴールをGKセルヒオ・ロメロが守り、負傷明けのDFエリック・バイリー、FWウェイン・ルーニーらがスターティングメンバーに名を連ねた。

 ジョゼ・モウリーニョ監督が前日会見で言及した通り、劣悪なピッチコンディションに苦戦するユナイテッド。少ないタッチでボールを回し、MFフアン・マタやMFアンデル・エレーラが長短のパスでボールを散らす。さらにMFポール・ポグバがミドルシュートを放つなどゴールに迫った。相手陣内でプレーする機会が多かったが、ゾリャの攻撃を受けてもバイリーとDFマルコス・ロホのCBコンビが出足の早いプレスで攻撃の芽を摘み、GKロメロも好セーブをみせた。

 ポゼッション率70%、シュート10本と圧倒したユナイテッドは、前半はスコアレスに終わったものの、後半の立ち上がりに均衡を破った。後半3分、センターサークル内でホロのプレッシャーから相手のミスを誘うと、ボールを奪ったMFヘンリク・ムヒタリアンがそのままドリブルで中央を駆け上がる。左にルーニーも並走していたが、ムヒタリアンが相手DFの股を抜いてGKとの1対1の場面を作り出し、冷静に右足でゴールに流し込んだ。

 ムヒタリアンの加入後初ゴールで先制したユナイテッドは、後半20分にマタを下げてMFジェシー・リンガード、同24分にルーニーに代えてMFマルアン・フェライニを投入する。その後、得点を挙げられないでいると、同40分にはムヒタリアンを下げてDFティモシー・フォス・メンサーを入れ、逃げ切りを図る。すると、同43分、ポグバのスルーパスでイブラヒモビッチが完全に裏に抜け出し、冷静に右足でゴール右隅に流し込み、勝負あり。2-0で勝利したユナイテッドが、2位での決勝トーナメント進出を決めた。

●EL16-17特集
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