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関大が2戦連続の逆転勝利!九州王者・鹿屋体育大下して8強入り

ゲキサカ / 2016年12月11日 5時28分

途中出場の平尾が決勝点を決めた

[12.10 全日本大学選手権2回戦 関西大2-1鹿屋体育大 夢の島]

 第65回全日本大学選手権(インカレ)の2回戦が10日に各地で行われた。初戦で東海学園大を下した関西大(関西4)はシード校の九州王者・鹿屋体育大(九州1)に2-1で逆転勝利した。12日の準々決勝では筑波大(関東2)と戦う。

 強い風が吹き荒れる中で行われた一戦。前半は風上に立った鹿屋体育大が多くチャンスをつくった。開始5分、DF福森健太(4年=FC東京U-18)の右クロスからニアサイドへ飛び込んだFW片井巧(3年=藤枝東高)が頭で合わせるも枠を外れる。同10分には正面から仕掛けたFW向高怜(3年=鹿児島城西高)がDFを引き付け、後方へパス。フリーのMF松田天馬(3年=東福岡高)が放ったシュートはクロスバー上へ外れた。

 対する関西大はカウンターでチャンスをつくるが1点が遠い。神戸内定GK前川黛也(4年=広島皆実高)からのボールは風に押し返され、思うように伸びず。バイタルエリアでつなごうとするも、鹿屋体育大に跳ね返されるシーンも続いた。

 前半20分には敵陣へ抜け出たFW池内拓朗(4年=関西大北陽高)がDF西川雄人(4年=藤枝東高)をかわし、シュートを狙うがわずかにポスト左へ逸れていった。決定機を逃してしまう。

 すると前半22分、鹿屋体育大が先制に成功。MF樋口雄太(2年=鳥栖U-18)が相手を引き付け、ラストパス。受けた向高が冷静にシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。追いつきたい関大は前半38分、MF藤村洋太(3年=京都橘高)のパスに抜け出た池内が右足で狙うも、わずかにポスト右へ逸れる。カウンターから池内がチャンスを迎えるが決めきれない。

 後半終了間際の44分には鹿屋体育大が追加点のチャンス。松田の突破が相手のファウルを誘い、PA手前正面の絶好の位置でFKを獲得する。樋口が右足で蹴りこんだボールはクロスバーの内側を叩いてゴールイン。守護神・前川が一歩も動けない鮮やかな一撃だった。しかし、オフサイドの判定で得点は認められず。1-0で前半は終了。ハーフタイムには福森健主将らが主審に問いただしていた。

 後半には関西大が風下へ。立ち上がりから果敢に攻め込むと、後半7分に同点弾が生まれる。10番を背負うMF清永丈瑠(4年=鹿島ユース)の左CKから、鹿屋体育大DFの頭に当たったボールがネットを揺らした。オウンゴールで1-1と試合は振り出しに戻された。

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