[MOM414]順天堂大DF柳澤亘(2年)_かつての名SB・堀池監督の指示で転向した右SBが1G1A!
ゲキサカ / 2016年12月10日 19時46分
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.10 全日本大学選手権(インカレ)2回戦 順天堂大 2-1 慶應義塾大 味フィ西]
右SBのポジションを始めたのは今年になってから。大学生になってから初めて挑戦するポジションでのシーズンを送ってきたが、順天堂大の背番号22は「スペースが結構あるんで。(相手の守備にとって)SBってハメどころだと思うんですけど、そこで外すとか、かわしていくのが楽しかったりする」と右SBのポジションを楽しんでプレーしている。そして、「監督に感謝です」。順大は“楽しみながら”右SBで躍動する柳澤亘(2年=八千代松陰高)が1得点1アシストの活躍で勝利に貢献した。
内側側副靭帯の負傷による約40日間の離脱から今月6日に復帰したばかり。当初出場予定だった右SBが怪我したこともあったが、起用してくれたチームに応える攻守における活躍だった。前半10分に右サイドでの切り返しでDFを外して決定的なクロスを上げていた柳澤は、1-1で迎えた後半40分にも「前半と同じ形で。(対面のDFが)突っ込んでくるという情報も入っていたので、落ち着いて切り返すことができた」と同じように飛び込んでくるDFを切り返しでかわしてラストパス。これを1年生FW浮田健誠(柏U-18)が1タッチでゴールへ流し込んで決勝点となった。
決勝点をアシストした柳澤は0-1の後半4分にもFKから「あんまり得意じゃない」というヘディングで同点ゴール。後半には相手FWにスルーパスで抜け出されながらもスピードを活かしたカバーリングで止めて見せるなど守備面での活躍も光った。
八千代松陰高(千葉)時代は主に中盤で最終学年はCBを務めていた。そして順大入学後はCBやボランチのポジション。だが、「今年から(堀池巧)監督に『SBで使う』と言われて。『えっ』と思ったんですけど。使ってくれるならどこでもいいと思って、監督の指示を聞きながら自分の良さ活かして今はフィットしていると思います」と口にする。
SB1年目だが、CB時代に身につけていた対人の強さやカバーリングの質、そして「オーバーラップのタイミングとスピードには自信持っています」という攻撃面をしっかりと全国舞台で発揮して勝利に貢献。着実に成長を遂げて、勝負を決定づける仕事ができるようになっている。この日は1失点したため、次は守備面でもより貢献すること。「結果出せたので次も繋げるように」というSBが、日本代表の名SBだった堀池巧監督やチームメートの期待に応えてまた白星をもたらす。
(取材・文 吉田太郎)●第65回全日本大学選手権(インカレ)特集
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