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白熱の一戦制した日体大が4強入り!!出岡ゴールで追いついた昨季王者・関学大はPK戦の末に散る

ゲキサカ / 2016年12月14日 16時29分

 互いに交代のないまま迎えた後半。まずは10分、日体大がMF川戸大樹(4年=神戸U-18)の右CKからこぼれを展開。右サイドにいた山崎のクロスはファーサイドへ流れる。詰めたDFンドカ・ボニフェイス(3年=浦和東高)がダイレクトで叩くがクロスバー上へ大きく外れていった。

 後半15分には日本体育大に、この日一番の決定機がやってくる。関西学院大GK上田智輝(3年=京都U-18)が前に飛び出していたのを見逃さず。左サイドへ瀧本が抜ける。無人のゴールへ向けてのシュートは、決まったかに思われたが、ゴール前へ必死に走り込んでいたCB岡山宗星(4年=C大阪U-18)に頭でクリアされた。同19分に関西学院大はMF塩谷知哉(4年=広島観音高)に代え、MF魚里直哉(3年=C大阪U-18)を送った。

 チャンスを逃したものの、前半28分に日本体育大がついに試合を動かす。カウンターからPA左へドリブルで仕掛けた高井がCB米原祐主将(4年=作陽高)に倒され、PKを獲得。この場面で米原は警告を受けた。

 キッカーを務めたのはキャプテンのMF小泉将来(4年=FC東京U-18)。右足で放ったシュートはGK福井の指先を抜け、ゴール右上へ突き刺さった。1-0と先制に成功。リードした日本体育大の鈴木政一監督は同31分に山崎に代わり、DF原田亘(2年=星稜高)を入れる。

 1点を追う展開となった関西学院大。するとエースが仕事を果たした。後半33分、日本体育大のカウンター。自陣PA内で高井のボールを奪取すると、関西学院大が逆襲する。右サイドへ持ち込んだDF高尾瑠(2年=名古屋U18)の折り返し。ゴール前で待ち構えていた出岡が右足で流し込んだ。1-1と試合は振り出しに戻された。 

 後半41分に関西学院大は山本に代え、FW青木健登(4年=名古屋高)を投入。同42分に日本体育大は川戸に代わり、MF室﨑雄斗(3年=武南高)を送った。その後は得点は生まれずに15分ハーフの延長戦へ突入する。

 延長前半7分、日本体育大は室崎の右クロスから高井がヘディングシュートを打つもGK正面。同10分には関西学院大SB高尾が右サイドを駆け上がる。迫り来るンドカ・ボニフェイスをかわして前進。しかし折り返しはDF大畑隆也(1年=前橋育英高)にカットされた。同13分に関西学院大は左膝を痛めた青木に代わり、FW田口史也(3年=藤枝東高)を入れる。同15分には日本体育大が高井を代え、FW平川元樹(2年=札幌U-18)を送った。

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