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「やっぱり自分は自分」神戸内定の関西大GK前川、元代表の“父親超え”へ決意新たに

ゲキサカ / 2016年12月13日 11時20分

 インカレをこう振り返る前川は「今まで特にユニバ(全日本大学選抜)では不安定なところがあったりして、でもこの大会でやっと自分の中での不安定さをクリアできました。このインカレでは安定して、なおかつピンチのところで防げたシーンも多くて、自分的にも成長したっていう実感をしています」と充実感をにじませながら話した。

 学生最後の大会を終え、これからは厳しいプロの世界が待ち受ける。前川は神戸への加入内定が発表された際、クラブ公式サイトを通じて「世界で活躍する選手になる」と大きな目標を語っていた。その第一歩として、まずはクラブでポジションを勝ち取る。「チームの方で試合に出ないと代表であったり、個人的な夢だった世界で活躍するっていうところに到底届かないと思うので、まずは神戸でしっかり韓国代表の選手(GKキム・スンギュ)と競って、試合に出られるようにやっていきたいです」。1年目から貪欲に定位置を奪いに行くつもりだ。

 広島などで活躍した元日本代表GK前川和也氏を父に持つ息子・黛也。プロ入り後は今にも増して、父の名が枕詞として用いられることが多くなるだろう。それでも前川は「比較されるのは仕方ないと思うんですけど、やっぱり自分は自分で前川黛也として活躍したいですし、1人の選手として見てもらいたいなと。比較されている中でも、一人前の選手として、前川黛也として見られるようにやっていきたいと思います」と力強く宣言した。

(取材・文 阿部哲也)●第65回全日本大学選手権(インカレ)特集

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