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クロップがチェルシーの失速を予言「問題なしにシーズンを終えるわけない」

ゲキサカ / 2016年12月16日 9時25分

チェルシーの問題点を指摘するユルゲン・クロップ監督

 リバプールのユルゲン・クロップ監督は、チェルシーの快進撃はいつまでも続くものではないと見ているようだ。英『メトロ』が伝えている。

 14日に開催されたプレミアリーグ第16節のサンダーランド戦で1-0の勝利を収め、10連勝を飾った首位チェルシー。25日まであと1試合を消化する2位リバプールとの勝ち点差6を維持し、過去7シーズンで7チーム中6チームがプレミア制覇を果たしているというジンクスの“クリスマス首位ターン”を確定させた。

 しかし、ほぼスタメンを固定して戦っているチェルシーに対し、クロップ監督は彼らがどこかのタイミングで、MFエデン・アザールやFWジエゴ・コスタをといった主力選手をローテーションせざるを得なくなると指摘。その時に、タイトル争いをするチェルシーの問題点が浮かび上がってくると見ているようだ。

「私たちと他のチームの違いだが、すでに私たちは怪我の問題と直面している。他のチームはこれから怪我の問題に頭を悩まされることになるはずだ。問題なしにシーズンを終えるなんてことはありえないのだから。そのことは変えられない。だから私もそれについて頭を悩ませることはない」

「チェルシーはずっと同じ選手でチームを回している。アザールもD・コスタも全ての試合で90分間プレーしている」

 今のところ失速する気配のないチェルシーだが、クロップ監督の予測通りとなってしまうのだろうか。

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