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「ボールを支配し、試合も支配せよ」素足感覚をさらに追求した「DS LIGHT X-FLY 3」が登場

ゲキサカ / 2016年12月19日 12時10分

―アウターソールに関して前作から進化した部分はどこですか?
「アウターソールも同じく素足感覚を追求するという部分で、屈曲性の向上と、素足感覚に近い安定性の向上、剛性の向上に取り組んできました。屈曲性の向上に関しては、ソールのベース厚を従来の1.8mmから1.5mmに薄くし、よりやわらかい屈曲性を実現しています。

 素足感覚の追求という点では、アウターソールの中足部がリブ形状になっています。例えば切り返しのときに足を内側にねじることがあると思いますが、内側に関してはねじるのを許容するように低めのリブ形状にして、反対に、ねじってはいけない外側に関しては、それを防止するようにリブ形状を高くしています。また、より素足感覚に近い自然な屈曲を表現するために、スタッド間にも縦のリブを追加して、素足に近い自然に曲がる感覚を追求しました。

 スタッドも細かい調整をしています。お客様から、前足部の真ん中のスタッドに関して突き上げ感を少し感じやすいというフィードバックがありましたので、ミリ単位の調節ですが、スタッドを少しだけ前に出すことで突き上げの緩和をしています。逆に後足部の4つのスタッドは安定性が求められるところなので、スタッドの間隔をミリ単位で広げることで、かかとの部分の安定性を向上させました」

―デザイン的にはこれまでよりさらに洗練された印象ですね。
「素足感覚を追求するということで、クリーンなデザインというところにも取り組んでいましたので、その形として全体的にはシンプルな方向になりました。ただ、そういった中でも同系色のグラフィックプリントを用いるなど、新しいテイストを取り入れました」

―最近は蛍光色など派手なスパイクが増えているので、逆に新鮮に映ります。
「あまりゴチャゴチャした色使いをせず、なるべくまとまりのある色付けをしようというのがありました。ストリートなどカジュアル系のスニーカーだと、真っ白や真っ黒といった傾向がトレンドとして来ているので、そういったことからも今回はシンプルなカラーリングにしています」

―トップ選手ではだれがこのシューズを着用する予定ですか?
「素足感覚というコンセプトを体現してくれるプレーヤーとして、乾貴士選手が着用予定となっています」

―乾選手を含めてトップ選手の意見も取り入れられて開発されたスパイクなのでしょうか?
「はい。サンプルを何種類か作り、実際に乾選手にも足を入れていただきました。そのときに試したのが、屈曲性と剛性のバランスです。もちろん薄すぎてもやわらかすぎてもダメですし、硬くて素足感覚が表現できないのもダメなので、乾選手をはじめとしたトップ選手たちにヒアリングを重ねながらベストなバランスを探し、最終的に今回の形に行き着きました」

―どんなタイプのプレーヤーに履いてもらいたいですか?
「こちらのシューズのコンセプトが素足感覚ということで、一番こだわっているのがフィッティングです。なのでシューズ選びの中でフィッティングをすごく重視するお客様に是非履いていただきたいですね」

―このスパイクを履くプレーヤーに向けてメッセージやアドバイスをお願いします。
「まずは『DS LIGHT X-FLY 3』のコンセプトである素足感覚を体感してほしいですね。このシューズを履いて、自在にボールをコントロールしていただいて、できれば試合を支配するような選手になってほしいと思っています」

★DS LIGHT X-FLY 3の詳細はこちら

(取材・文 阿部哲也)

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