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[プレミアリーグ参入戦]選手権の有力校・桐光学園撃破!関西王者・阪南大高が初のプレミア昇格へ前進!

ゲキサカ / 2016年12月17日 7時58分

 逆にカウンターからシュートシーンをつくった阪南大高は32分、右サイドから木戸口とのコンビでMF田中大貴がPAへ潜り込むと、最後はこぼれ球を木戸口が右足で蹴り込んで2-0とした。

 桐光学園も35分にFW西川公基のスルーパスから交代出場のFW佐々木倫忠が決定的な右足シュートを放ったが、これは阪南大高GK坂本大地がファインセーブ。桐光学園は左SBタビナス・ジェファーソン主将(川崎F内定)のドリブル突破などからチャンスを増やそうとしたが、鈴木勝大監督が「折れていましたね」と指摘したように、気迫含めて阪南大高の守りを上回ることができず。強豪をシュート4本に封じた阪南大高が参入決定戦へと進出した。

 阪南大高は今季、プリンスリーグ関西で開幕から13戦連続無敗と首位を独走し、3試合を残して優勝決定。だが、選手権の大阪府予選では本命に挙げられながらも決勝で惜敗して全国出場を逃していた。選手層含めて全国でも十分に上位を狙える力があるだけに、チームの落胆は大きかったという。その落胆の期間も長く、参入戦直前まではトレーニングでもパッとしない状況。それでも覚悟を決めた選手たちは木戸口が「きょうは雰囲気がいつもと全然ちゃうくて。ここまで持って来れてよかったです」というパフォーマンスでインパクト十分の勝利を成し遂げた。

 濱田監督は「高校生なんで。今年は、という年で(選手権を)落としちゃったんで。僕らも(戦えるのか)半信半疑でここに来たんですけど、選手たちが良くやってくれたと思います」。18日には勝っても、負けても3年生たちにとって最後の試合となる新潟明訓戦。藤本は「ここに来れていない2年生たちにも『頑張ってください』『来年上げてくださいね』と言われているし、自分らもこういうところまで来たんで最後しっかり勝って終わりたい」と宣言した。選手権不出場の強豪、阪南大高が16年度“高体連トップクラス”の実力をプレミア参入権獲得で証明する。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグ

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