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墜落事故のシャペコエンセDF帰国…復帰に望みと医師が見解

ゲキサカ / 2016年12月17日 12時55分

ブラジルに帰国したDFネト

 先日コロンビアで発生した旅客機墜落事故で生存したシャペコエンセのDFネトがブラジルに帰国した。これにより生存者のブラジル人4人全員が帰国したことになる。

 事故は11月28日に発生。コパ・スダメリカーナの決勝を戦うためにコロンビアのメデリンを目指していたシャペコエンセの選手らを乗せた旅客機がメデリン市近郊に墜落した。

 搭乗者77人のうち71人が死亡。シャペコエンセの選手で生き残ったのは、GKジャクソン・フォルマン(右足を切断)、DFアラン・ルシェル、そしてネトの3人のみだった。

 事故後すぐに客室乗務員のシメナ・スアレスさんと航空技師でボリビア人のエルウィン・トゥミリさんは回復の早さが伝えられていたが、ジャーナリストのラファエル・ヘンゼル氏を含めたブラジル人の4人は搬送された病院の集中治療室で治療を続けていた。

 しかし回復傾向がみられたことから、今月13日にジャクソン・フォルマン、アラン・ルシェル、ラファエル・ヘンゼル氏の3人は空軍専用機で移動し、ブラジルの病院に移っていた。そしてネトも15日にブラジルに帰国した。ブラジル『dc.clicrbs』によると、空港では「チャンピオンが帰ってきた」と大歓声が挙がったという。

 依然、予断を許さない様子のネトだが、ブラジル『エスタード』によると、医師は「将来的にプレ―する可能性がある」と話しているという。ネトは今後、アラン・ルシェル、ラファエル・ヘンゼル氏と同じ病院で治療を続けることになる。

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