C・ロナウド貫録ハット!「決勝は苦しいもの」ジダン監督も安堵の拍手

ハットトリックを決めたFWクリスティアーノ・ロナウド

[12.18 クラブW杯決勝 R・マドリー4-2(延長)鹿島 横浜]

　レアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドが貫録のハットトリックだ。1-2と逆転された後半15分にPKを蹴り込み同点としたロナウドは、延長前半8分にワントラップで抜け出すと、GK曽ヶ端準の脇を抜くシュートを決めて勝ち越しに成功。同14分には勝負を決めるハットトリックを完成させた。

　『マルカ』によると、試合後にロナウドは「我々は苦しんだが、決勝は苦しいものだし、良い1年の締めくくりになった。印象的な年をスリリングな3ゴールで締めくくれて非常に幸せだ」とコメントした。なお、ロナウドは大会で最も印象的だった選手に贈られるゴールデンボールを受賞した。

　ヤキモキする展開にジネジーヌ・ジダン監督も試合中はイライラ。鹿島のテクニカルエリアまで飛び出して注意を受ける場面もあったが、ロナウドの勝ち越し点が決まると、安堵の表情を浮かべながら拍手で祝福していた。

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