香川、年内最終戦で今季初アシスト!!右足首痛から約1か月ぶりに復帰
ゲキサカ / 2016年12月21日 13時4分
[12.20 ブンデスリーガ第16節 ドルトムント1-1アウクスブルク]
ブンデスリーガは20日、第16節1日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントはホームでFW宇佐美貴史の所属するアウクスブルクと対戦し、1-1で引き分けた。右足首痛で欠場が続いていた香川はリーグ戦7試合ぶりに先発復帰し、0-1の後半2分に同点ゴールをアシスト。年内最終戦で今季初アシストを記録し、後半26分までプレーした。宇佐美は2試合ぶりのベンチスタートとなり、最後まで出番がなかった。
3-6-1のシステムを採用したドルトムントはFWピエール・エメリク・オーバメヤンが1トップを務め、その背後で香川とMFウスマン・デンベレがシャドーの位置に入った。香川は11月22日の欧州CLレギア・ワルシャワ戦以来、公式戦6試合ぶりの復帰戦。リーグ戦は10月29日のシャルケ戦(0-0)以来、7試合ぶりの出場となった。前半30分にはDFマルク・バルトラの縦パスをオーバメヤンが1タッチで落とし、香川が左足でシュート。惜しくもGKの正面を突いた。
均衡を破ったのはアウェーのアウクスブルクだった。前半33分、バルトラの縦パスをカットしたDFマルティン・ヒンテレッガーがドリブルで持ち上がると、こぼれ球をMFヤン・モラーベクがスルーパス。ゴール前に抜け出したFWチ・ドンウォンのシュートは一度はGKロマン・バイデンフェラーに阻まれたが、こぼれ球をもう一度、チ・ドンウォンが押し込み、先制点を奪った。
1点ビハインドで前半を折り返したドルトムントだが、後半立ち上がりの2分に試合を振り出しに戻す。MFユリアン・バイグルの縦パスをデンベレがワンタッチで落とすと、香川が中央からドリブルで運び、自分を追い越していくデンベレにラストパス。PA内に走り込んだデンベレは倒れ込みながらも左足でゴール左隅に流し込んだ。
香川の今季初アシストで1-1の同点に追いつくと、逆転を目指して一気に勢いづいた。後半14分にはデンベレのスルーパスに抜け出した香川がGKと1対1の絶好機を迎えるが、まさかのキックミスでシュートは当たり損ねとなり、GKが難なくキャッチ。チャンスを生かせず、後半26分にMFゴンサロ・カストロと交代した。
ドルトムントは後半32分、カストロのスルーパスに反応したオーバメヤンのシュートも枠を捉え切れず、2点目が遠い。結局、試合は1-1のままタイムアップを迎え、ドルトムントは3試合連続ドローで年内ラストゲームを終えた。
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