[プレミアリーグ参入戦」注目対決は「完敗です」。長崎総科大附FW安藤が選手権で必ず悔しさ晴らす
ゲキサカ / 2016年12月22日 23時29分
[12.18 高円宮杯プレミアリーグ参入戦2回戦 浦和ユース 1-0 長崎総合科学大附高 広島広域公園第一球技場]
「勝てなかったのは久しぶり。点取れなかったことは自分たちの責任なんで、FWがダメでした」。長崎総合科学大附高のU-17日本代表FW安藤瑞季は浦和ユースの守りをこじ開けられなかった責任が自分たちFW陣にあることを強調していた。
勝者・浦和の選手たちが「迫力があった」と振り返るほど、長崎総科大附の攻守は力強かった。特に安藤は前半、チャージに来た相手DFを逆に弾き飛ばして突進。会場にどよめきが起こるようなプレーを見せると、クロスをダイナミックな右足ボレーで狙うなどゴールを予感させる動きを続けていた。
だが、本人は思うようなプレーができなかったのだという。「反転してから速くシュート打とうかなと意識していたんですけど、相手の寄せが速かったので好きなようにやらせてもらえなかった」。安藤、FW右田翔、FW宇高魁人の強力3トップがわずかシュート2本。浦和相手に何度も仕掛けたが、この日は1点が遠かった。
何より絶対に負けたくないと思っていたU-19日本代表CB橋岡大樹を破れなかったことを安藤は悔しがった。橋岡は同じ高校2年生ながら“飛び級”でU-19日本代表に招集されている世代を代表するCB。「橋岡には絶対に負けたくないと思っていた。やったのは初めて。身体強いし、足も速いし、競り合いも強い。身体では負けたくなかった。きょうは完敗だと思います」
安藤は2年生ながら九州を代表するストライカーのひとり。国際試合でもその馬力ある動き、強烈なシュートで存在感を示してきたが、この日は同年代を代表するCBを苦しめはしたものの、「完敗」に終わった。
目標のプレミアリーグ参入を果たすことはできなかった。だが、落ち込んでいる暇はない。「自分が点取れなかったことが一番の課題だと思うので、取れるようにしていかないといけない。この悔しさを選手権に向けていきたい」。悔しさは選手権で必ず晴らす。勝ち上がれば得点王も十分に可能性のある2年生FWのストライカー魂に火がついた。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグ
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