[皇后杯]INAC連覇、サドンデスまで突入したPK戦制し通算6度目V
ゲキサカ / 2016年12月25日 19時38分
[12.25 皇后杯決勝 新潟L0-0(PK4-5)I神戸 フクアリ]
第38回皇后杯の決勝が25日、フクダ電子アリーナで開催され、INAC神戸が0-0から突入したPK戦の末にアルビレックス新潟レディースを5-4で下し、2年連続6度目の優勝を決めた。
準決勝から中1日。厳しい日程の中で行われているが、その準決勝で今季3冠を目指す日テレ・ベレーザを下して勝ち上がった新潟Lは、スタメンに変更はなし。対する準決勝で延長戦を戦ったINACは、その試合で2得点を決めたFW京川舞が先発復帰。その他ではMF伊藤美紀を先発で起用し、GKは準決勝で負傷したGK福元美穂に代わってGK武仲麗依が起用された。INACの控えにGKはいない。
拮抗した前半になった。新潟は前半10分に相手GKのパスミスを奪うと、MF八坂芽依が左サイドから右足でゴールを狙う。しかしシュートは枠右。同18分にはFW上尾野辺めぐみが中央ドリブル突破からシュート。GKが弾いたところにFW大石沙弥香が詰めるが、空ぶってしまった。
対するINACも前半25分、右サイドからMF中島依美がロングシュート。しかしシュートはGK福村香奈絵の手を弾きクロスバーを直撃。こぼれ球に京川が猛然と突っ込むが、シュートは枠左に外れていった。前半終盤は新潟の時間帯が続いたが、INACが何とか防ぎ切り、前半を0-0で折り返した。
INACは後半から伊藤を下げてMF杉田妃和を投入。リズムに変化を求める。しかしスコアはなかなか動かせない。後半12分にFW高瀬愛実が頭で落としたボールを拾ったMF大野忍が狙うが、シュートは枠を捕らえない。同17分には大野の左クロスを高瀬が頭で合わせるが、シュートはポストを直撃した。
試合は90分で決着がつかず、延長戦に突入。延長後半10分には中島が強烈なミドルシュートを放つが、中島自身、この日2本目のクロスバー直撃。こぼれ球に詰めたFW増矢理花も押し込めない。120分間を戦い終えてもスコアが動くことはなく、勝敗の行方はPK戦に委ねられることになった。
PK戦は先攻の新潟Lは2人目までが連続して失敗。後攻のINACも1人目の中島が外したが、その後は決め続ける。しかし決めれば勝利のINAC5人目、MF田中明日菜が失敗。サドンデスに突入する。ただ新潟Lの7人目、DF渡辺彩香のシュートを武仲がストップ。INACは増矢が決めて、競り勝った。
(取材・文 児玉幸洋)●第38回皇后杯特設ページ
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