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準決勝まで無失点の札幌U-15が3失点…リベンジならず準V「緊張していた」

ゲキサカ / 2016年12月28日 21時30分

準優勝の北海道コンサドーレ札幌U-15

[12.28 全日本ユース選手権決勝 清水JY3-1札幌U-15]

 今大会、北海道コンサドーレ札幌U-15は無失点で決勝まで勝ち上がっていた。しかし前半6分に先制するも、同11分の同点被弾からわずか6分間で3失点。主将MF本間洋平は「前半は自分たちが風上にいたけど、相手がシュートを打つ時に対応できなかった」と涙ながらに分析した。

 これ以上ない形で先制点を奪った。前半6分、練習してきたFKからゴール前の混戦を作ると、DF安田弐士輝が押し込んで先制に成功した。しかし個の能力に勝る清水JYの圧力に耐えきれず、失点を重ねてしまう。

 札幌U-15にとって、清水JYは因縁の相手。昨年の大会では1回戦で対戦して、2-3で敗戦。今年春のJFAプレミア杯では準決勝で対戦し、0-4の完敗を喫していた。リベンジマッチだったが、今大会、決勝まで失点しなかったことが試合を難しくした。

「かなり緊張していましたね。(ハーフタイムには)もっと楽しまないとという話をした。後半のような試合運びが前半のうちから出せていればなと思いました」。後半はチャンスの数では清水JYを上回る勢いだっただけに、森川拓巳監督も序盤の展開を悔やみきれない様子だった。

(取材・文 児玉幸洋)

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