[MOM1985]実践学園MF前原龍磨(2年)_偶然じゃない! 狙って入れたクロスが決勝点に
ゲキサカ / 2016年12月29日 20時37分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.28 横山杯1st(トップ)決勝リーグ第1グループ第1節 法政大二高2-3実践学園高 ジャーニィー土合グラウンドB面(人工芝)]
決勝点は左サイドからのクロスがそのまま右サイドネットに吸い込まれたものだった。だが、これは偶然じゃない。しっかり意図して上げたクロスだ。実践学園高のMF前原龍磨は、「誰も触らずに入るクロスを入れろと言われています。それを意識して蹴ったので入って良かったです」と不敵に微笑んだ。
試合はシーソーゲームとなったが、法政大二高が常にリードする、実践学園にとっては苦しいものだった。それでも1-2で迎えた後半30分、FW武田義臣のシュートはクロスバーを叩いたが、これにいち早く反応した途中出場の前原がヘッドで押し込み、2-2と試合を振り出しに戻した。
「ずっと武田とトップで組んでやってたので、2人の連携があったので、結果につながって良かった」。さらにその直後、左サイドでボールを受けた前原が、右足でインスイングのクロスを送ると、誰も触れることなく、右サイドネットに吸い込まれ、これが決勝点となった。「一応、尾前祥奈を狙って巻いて蹴ったら入っちゃいました」と得点シーンを振り返った。
2ゴールで勝利に貢献したが、チームの試合内容には納得していない。「鹿島学園が(法政大二に)7-0で勝ったと聞いて、チームが気を緩んでしまいました。それでメンバーもちょっと落として望んで、声とか最初の流れで負けていました」。そこで後半頭から6人替えを敢行し、前原を含めた途中出場組が結果を残した。
これで実践学園は2連勝で首位に浮上し、FINAL GAME(決勝戦)進出に大きく前進した。決勝リーグ最終節では、勝ち点3差で2位の鹿島学園高と対戦する。「僕らの代で結果を残したい。練習の雰囲気もいい。個人としても、得点のところでも、チームのために走るところでも頑張りたいと思います」。そう意気込む前原は、最後に「優勝したい」と力強く宣言した。
(取材・文 清水祐一)▼関連リンク
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