[横山杯]準Vも実り多い大会に…主将DF酒井「慶應ってやべーなって思わせたい」
ゲキサカ / 2016年12月29日 22時9分
[12.29 横山杯1st(トップ)FINAL GAME 実践学園高 0-0(PK4-3)慶應義塾高 神栖市若松運動場]
決勝戦で負けたのは悔しい。それでも、慶應義塾高主将の表情は、「負けたけど得るものも多かったし、楽しかったし、良かったと思います」と、どこか晴れやかだった。
慶應義塾は、前半18分にFW宮本大地のスルーパスに反応したMF田中秀磨が右足シュートを放つなどチャンスを作っていた。しかし、後半は相手に押し込まれる時間が続き、0-0で70分間を終えたものの、PK戦で3-4で敗れ、初優勝を逃した。大方貴裕監督は、「力不足ですね。チャンスはあったと言えばありましたが、確実に決めきれないといけないので。力のなさを認めて次に向かえればいいと思います」と試合を振り返った。
新チームでキャプテンを務めるDF酒井綜一郎も力の差を感じている。「俺が重要視したいのは、全然プレーで勝っていなかったこと。最後の方なんてずっと守備をしていた。それでも勝ちたかったし、悔しい部分はあるけど、レベル的に見たら、今のままでは実践にいつまでたっても勝てない」と危機感すら感じているが、「俺たちの個々のレベルが一番分かった。この5日間で思っていたよりも成長できたけど、それでも今日まだ足りないとわかった」と実り多い横山杯となったようだ。
慶應義塾は、チームとして明確なビジョンを持って強化を行っている。今後の目標は選手権出場だ。酒井個人としても、3年生と選手権出場を目指してきた中で、神奈川予選の1週間前に右足首を負傷。チームは初戦となった3回戦で三浦学苑高に1-3で敗れ、夏に続く全国出場とはならなかった。それだけに悔しい思いはチームの中でも一番強い。「選手権に絶対に出て、『慶應ってやべーな』って思わせたい。初戦で負けしたので、そういう悔しい思いはもうしたくない」。今は力の差があるかもしれない。それでもこの敗戦を絶対忘れず、インターハイや選手権でビックリさせるようだリベンジをしてみせる。
(取材・文 清水祐一)▼関連リンク
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