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完封に次ぐ完封…クルトワが堅守チェルシーの転機となった一戦を明かす

ゲキサカ / 2016年12月29日 22時20分

チェルシーの堅守の秘訣を明かすGKティボー・クルトワ

 チェルシーのGKティボー・クルトワがクラブ公式サイトで堅守の秘訣について語っている。

 プレミアリーグ第18節終了時点で、わずか11失点(1試合平均0.61失点)と堅い守備を誇る首位チェルシー。シーズン序盤こそ失点が目立ち、第6節アーセナル戦では0-3と完敗を喫したものの、第7節ハル・シティ戦(2-0)から6試合連続の完封勝利と抜群の安定感を見せた。

 強敵を相手にした第13節トッテナム戦(2-1)、第14節マンチェスター・シティ戦(3-1)では勝利しながらも失点を喫したが、第15節WBA戦(1-0)からは再びクリーンシートを重ね、4試合連続の完封勝利。最後に負けた約3か月前のアーセナル戦からわずか2ゴールしか許さず、12連勝でクラブ新記録を樹立した。

 クルトワも「(アーセナル戦から)わずか2失点はビックリだよね」と驚きを交えながら話し、「アーセナル戦の後、チームは改革が必要だった。ハードワークの賜物だよ」と、この敗戦がチームの転機になったと明かす。

「GKの役割に大きな差はないけど、今のチームはシーズン序盤より守備がしっかりしている。相手にとっては崩しにくいはずだ。シュートを打たれても自分が防ぐしね」

「同じフォーメーションで崩しにかかる相手もいるけど、こっちはそのフォーメーションで毎日練習を重ねているんだ。だからこそ今の快進撃があるんだと思う。最後まで今の順位を守っていきたいね」

 快進撃を続けるチェルシーは、過去7シーズンで7チーム中6チームがプレミア制覇を果たしているというジンクスの“クリスマス首位ターン”にも成功し、いまだ失速する気配はない。

 クルトワは「プレミアリーグは先が読めない。だからこそ集中を切るわけにはいかないんだ」と気を引き締めつつ、「でも今の集中力を切らさなければ、この好調も崩れないはずだよ」と現在のチームの戦いに自信を示した。

●プレミアリーグ2016-17特集

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