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尚志、後半の変わり身でシーソーゲーム制す!

ゲキサカ / 2017年1月1日 0時18分

 一つの敗戦が時にチームを大きく成長させる。ひょっとしたらルーテル学院にとって、この一戦がそれにあたるかもしれない。

「一時的にではあっても追いついて逆転できた。そのリズム、ゴールに向かう攻撃を80分間、大きな波を作らずに展開できるようになれば」(小野監督)というように、収穫は少なくなった。

 この日の両チームの対戦は、互いに震災の爪痕を大きく残す県同士の対戦でもあった。

「選手権に臨むどのチームも思いは強い。我々はプレッシャーをあえて乗り越える気で臨みましたが…。選手たちは最後まであきらめずによくやってくれました」(小野監督)。

 この痛みを伴う現実が、初戦からアグレッシブで持ち味を出し合うような試合展開と無関係だったとは思えない。仲村監督も言った。「福島のみなさんに勇気と元気を届けたい」。尚志の最高成績は東日本大震災のあった2011年度のベスト4。当時の気持ちを、今一度振り返るきっかけにこの試合がなったら――。この試合の後半の変わり身のように、さらなる尚志の勇姿が今後見られるのではないか。

(取材・文 伊藤亮)
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