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3度目の正直で涙…先制ゴラッソの立正大淞南に逆転勝利で正智深谷が悲願の初戦突破!!

ゲキサカ / 2016年12月31日 20時55分

「たぶん、もう一回くらいはピンチが来るからGK戸田が止められば、必ずこっちに流れが来ると言っていました。来るなという予感はしていたので。取った時間帯もよかったし、行けるなという予感があった」と、小島監督が語ったように正智深谷は後半10分に逆転の一撃を突き刺す。DF金子悠野(3年)がPA手前から左足ミドルシュートを放つと、西谷のハンドを誘い、PKを獲得。これをキャプテンの小山が冷静にゴール左に流し込み、2-1と逆転に成功した。

 追う展開となった立正大淞南にアクシデントが襲う。試合開始早々に担架でピッチ外に運ばれていた梅木は、治療を行い、その後もプレーを続けていたが、相手との競り合いで続行不可能となり、後半12分にFW岩山世和(3年)との交代を余儀なくされた。同24分には、山田を下げてMF松下昇太(2年)を投入し、同点ゴールを狙いにいくも、セットプレーから長身の西谷がゴールを脅かす場面もあったが、正智深谷の守備を最後まで崩すことはできなかった。

 試合はそのまま正智深谷が逃げ切り、2-1で逆転勝利。小島監督は、「全国大会で初めてのリードを経験した。それまでは劣勢の選手権だった。何としても守り切るぞと。堅守でよくみんな体を張ってくれた」と、勝利に涙を流した選手たちを称えた。初めての選手権2試合目となる相手は野洲高(滋賀)を破った関東一高だ。「東京のチームで実力はある。タイプ的にはうちと似ているかな。しぶとく一つ一つ勝っていって、(県大会決勝の会場だった)埼スタに戻ってこれるように頑張りたい」。ここからは未知の世界。埼玉の雄が着実に階段をのぼり、歴史を塗り替え続けてみせる。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

(取材・文 清水祐一)▼関連リンク
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