常勝鹿島19冠!!風間集大成の川崎Fはまたもタイトル獲得ならず
ゲキサカ / 2017年1月1日 17時35分
[1.1 天皇杯決勝 鹿島2-1(延長)川崎F 吹田S]
天皇杯の決勝が1日、吹田スタジアムで行われ、鹿島アントラーズが川崎フロンターレを延長戦の末に2-1で下し、6年ぶり5回目の天皇杯制覇を成し遂げた。鹿島のタイトルはこれで19個目となった。
準決勝から中2日。52年ぶりに関西で行われる決勝戦は6年ぶり5回目の天皇杯制覇、リーグチャンピオンシップとの9年ぶりの2冠、通算19個目のタイトルを目指す鹿島と、悲願の初タイトルを目指す川崎Fの対戦となった。川崎Fは風間八宏監督やFW大久保嘉人のラストマッチとしても注目を集めた。
鹿島のスタメンは準決勝(〇2-0横浜FM)から2人変更。準決勝途中出場のMF遠藤康と出場のなかったDF西大伍が復帰。負傷中のFW金崎夢生はこの日もベンチ入りしなかった。対する川崎Fは準決勝(〇1-0大宮)でフル出場していたMFエドゥアルド・ネットが累積警告で出場停止。代わってMF大島僚太がスタメンで起用された。
決勝戦らしい、序盤からタイトルへの思いがぶつかり合う前半になった。MF小笠原満男が再三激しいチャージをみせていたが、ついに前半19分、ピッチ中央で小競り合いに発展。再開直後には空中戦の競り合いの中で西の足がMF登里享平の頭部をかすめる。乱闘寸前となるが、ここでのカードは出ず、試合が再開された。
前半、チャンスの数で上回ったのは川崎Fだった。特に大久保が積極的にゴールを目指す。ただ前半13分の大久保の強引なドリブル突破からシュートを狙うもGK曽ヶ端準に手に当てて防がれる。同28分にはFW小林悠のクロスにMF登里享平が飛び込むが、シュートは頭にミートせず、枠を捕らえることはなかった。
ただこの展開は鹿島のものだった。前半をスコアレスで折り返すかと思われた前半42分、右サイドからのCKを遠藤が蹴ると、中央でDF山本脩斗が合わせる。GKチョン・ソンリョンも横っ飛びで手に当てるが、ボールはポストを叩いてゴールネットに収まった。
試合巧者ぶりをみせつけて前半を1点リードで折り返した鹿島は後半から得点した山本を下げてDFファン・ソッコを投入。対する川崎は登里を下げてMF三好康児をピッチに送り込んだ。そしてこの交代策がスコアを動かすことになる。川崎Fは後半9分、三好のスルーパスに抜け出した小林が右足で同点弾を蹴り込み、試合を振り出しに戻した。
ペースを取り戻した川崎Fは一気に責め立てる。しかし後半13分のMF大島僚太のパスから小林が狙ったシュートはDFにカットされる。同20分にはカウンターから右サイドをドリブルで突破した小林が切り返しでDFを外して左足を振り抜く。しかし左ポストを叩いてしまい、追加点にはならなかった。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
池谷Vヘッド!筑波大が明治大を下して天皇杯1回戦突破!2回戦はJ1町田に挑戦
ゲキサカ / 2024年5月26日 22時19分
-
後半圧倒も逆転には至らず…柏DF三丸拡「最後のクオリティをもっと高めていく必要がある」
ゲキサカ / 2024年5月26日 11時1分
-
「Jリーグの日」に五輪世代が躍動!柏・細谷 今季初得点が決勝点「お待たせしました!」
スポニチアネックス / 2024年5月16日 4時33分
-
関西大が天皇杯大阪予選3連覇!昨年は浦和と延長死闘、今年は1回戦からJクラブ・カターレ富山と対戦へ
ゲキサカ / 2024年5月12日 21時41分
-
U-23日本代表がアジア制覇! 山田楓喜の後半AT決勝弾でウズベキスタン撃破、アジア王者としてパリ五輪へ
ゲキサカ / 2024年5月4日 8時36分
ランキング
-
1《高野連の調査・報告要請を拒否》盛岡誠桜の野球部監督が内幕を語る「報告書はできあがっているが、校長がハンコを押していない」
NEWSポストセブン / 2024年5月27日 11時15分
-
2イチロー氏が大絶賛する阪神の打者「たぶん天才型なんだと思います」 日米野球で「ビックリしました」
スポニチアネックス / 2024年5月27日 19時54分
-
3このページは削除されました。
スポニチアネックス / 2024年5月27日 16時13分
-
4大谷翔平から“漏れる”笑い声 サプライズ登場で「ふふっ」「へへ」…少年は驚愕
Full-Count / 2024年5月27日 18時51分
-
5稲葉、小笠原、松中…夢の日韓戦が「めちゃくちゃ豪華」 レジェンド大集合にファン興奮
Full-Count / 2024年5月27日 15時48分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください