遠かった1点…市船のG大阪内定MF高宇洋「1年間の課題が最後に出た」
ゲキサカ / 2017年1月2日 22時26分
[1.2 全国高校選手権2回戦 市立船橋高0-0(PK3-5)前橋育英高 フクアリ]
1点を取り切れなかった。市立船橋高(千葉)は前橋育英の牙城を崩せず、0-0で80分間を終えると、PK3-5で敗戦。チームの司令塔である10番のMF高宇洋(3年=G大阪内定)は「守備はゼロに抑えて終わることができたけど、点が取れないというこの1年間の課題が最後に出たのかなと思う」と唇をかんだ。
前橋育英のハイプレスに苦しんだ前半から一転、後半は市船が主導権を握った。足の止まり始めた前育に対し、DF真瀬拓海(3年)、DF杉山弾斗(2年)の両サイドバックが高い位置を取ってサイドから押し込む。しかし、ゴール前を固める相手守備陣をこじ開けられず、高自身、後半9分にあったGKと1対1の絶好機を生かせなかった。
攻め手を増やしたかったラスト10分の戦い方について朝岡隆蔵監督は「交代カード、戦術的なオプションで難しさを感じた。0-0もあると思ってPKの練習をしてきたが……」と、攻撃面で“次の一手”を持てなかったことを認めた。
夏の全国高校総体は決勝で流通経済大柏との千葉県勢対決を制し、3年ぶり9回目の優勝を果たした。高、DF杉岡大暉主将(3年=湘南内定)、DF原輝綺(3年=新潟内定)というプロ内定3選手を擁し、同校初の夏冬連覇を目指したが、その夢は儚く消えた。高は「(攻撃の課題は)ずっと言われてきたこと。練習の一つのシュート、一つの練習試合にこだわる姿勢をチーム全体としてもっと持つべきだった」と悔しそうに首を振った。
(写真協力『高校サッカー年鑑』)
(取材・文 西山紘平)
▼関連リンク
【特設】高校選手権2016
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
市立船橋は2年連続で準々決勝敗退。現状の力を認め、「もっともっと」大きく変わる
ゲキサカ / 2024年8月1日 21時25分
-
いずれも優勝歴を持つ帝京、国見、市船を撃破。山陰勢初Vへ、米子北が最近4大会で3度目の準決勝進出!
ゲキサカ / 2024年7月31日 22時49分
-
3週間前の敗戦を無駄にしなかった市立船橋…プラン通りに試合進め、尚志にリベンジで8強へ!!
ゲキサカ / 2024年7月30日 22時32分
-
名門・市船で全国Vも「サッカーがつまらない」の声…“日本一”監督が直面、伝統校特有の重圧【インタビュー】
FOOTBALL ZONE / 2024年7月28日 13時30分
-
帝京が「神栖ワールドユースフットボール」初代王者に!プレミア勢連破でインハイへ弾み
ゲキサカ / 2024年7月16日 10時55分
ランキング
-
1なぜ阿部詩は号泣し、須崎優衣は嗚咽したのか…溢れ出る悲壮感はメダル連発スケボー選手と天地の差
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月8日 11時3分
-
2“令和最新版霊長類最強女子”圧倒的強さで決勝進出を果たした藤波朱理が吉田沙保里の愛称を継承か
日テレNEWS NNN / 2024年8月8日 7時20分
-
3【専門家が解説】やり投げ北口榛花 金メダルを取るには「追い風」「向かい風」のどっちが有利?
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月8日 11時3分
-
449歳スケートボーダーにネット騒然 「若手と戦ってめちゃくちゃカッコイイ」「尊敬する人に追加」「攻める姿が金メダル」と大盛り上がり
iza(イザ!) / 2024年8月8日 12時16分
-
5村竹ラシッド 不完全燃焼でも「世界から一番遠い種目」で日本人初のファイナリストの快挙
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月8日 7時21分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)