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「1年に1回できるかどうか」駒澤大高が山梨学院を4発圧倒で2年連続8強入り

ゲキサカ / 2017年1月3日 20時19分

 駒澤大はみたびCKからゴールを奪う。後半12分、長井の左CKにDF齋藤我空(1年)が打点の高いヘディングで合わせると、GK大野が体勢を崩しながらも右足に当てるファインセーブを見せたが、跳ね返りが目の前の高橋の胸部に当たってゴールへ。運にも見放された山梨学院は4点差を付けられ、万事休した。

 駒澤大は80分間を通して前線からのプレッシングが落ちず、球際の戦い、セカンドボールへの反応でも圧倒。反撃に出たい山梨学院にボールを前に運ばせなかった。「プレスでのボールの奪い方はイメージどおり」と大野監督も納得の完璧な守備。これで都大会から通じて6試合連続完封勝利となった。

「一発勝負のトーナメントになると、流れの中からはなかなか点を取れない。守備、セットプレー、カウンター、PK。特にセットプレーの練習は2週間前ぐらいからかなり準備してきた」。正確な左足キックでCKから3ゴールを演出した長井だけでなく、先制ヘッドの村上も左足の精度は高い。アウトスイングの左CKは長井、インスイングの右CKは村上という役割分担があったが、基本的に大野監督の指示は「交代で蹴ったり、選手で考えてくれ」と自由。村上は「試合中に(2点目を)決めたくなっちゃって、後半の途中からはインスイングも長井に蹴ってもらった」と照れ笑いを浮かべたほどだ。

 準々決勝では佐野日大と対戦する。前回大会、優勝した東福岡の前に涙をのんだ“8強の壁”。一方の佐野日大も全国選手権の過去最高成績は98年度のベスト8で、勝ったほうが歴史を塗り替えることになる。「次も慢心せず、自分たちのサッカーをして勝ちたい」と矢崎。初の4強切符は譲らない。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

(取材・文 西山紘平)
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