再び攻撃陣が爆発!5選手で5発の滝川二、6年ぶりにベスト8進出!
ゲキサカ / 2017年1月3日 22時41分
[1.3 全国高校選手権3回戦 佐賀東高0-5滝川二高 フクアリ]
第95回全国高校選手権3回戦では佐賀東高(佐賀)と滝川二高(兵庫)が対戦した。試合はワンサイドゲームの様相を呈し、2回戦の6ゴールに続く大量得点を挙げた滝川二が、守っては佐賀東高の攻撃を完封。3試合連続となるクリーンシートを達成し、選手権を制した第89回以来となる準々決勝進出を果たした。
1、2回戦でも開始9分以内に先制点を奪っている滝川二が、またしても電光石火の先制パンチを浴びせた。開始2分、MF神宮浩気(3年)が右サイドのスペースに送ったボールに、今大会初出場のMF辻本竜(2年)が走り込み、左足で鋭いクロスを入れる。FW山田裕也(3年)が鮮やかなボレーシュートでネットを揺らした。「圧力をかけてくるところで、早々に失点してしまった」と佐賀東の蒲原晶昭監督は早すぎる失点を悔いた。
先手をとった滝川二は、神宮のパスを受けた辻本が矢のようなミドルシュートを突き刺し、前半19分で2点のリードを奪う。
「ポイントだった」と松岡徹監督が振り返った3点目が入ったのは、後半13分。神宮のクロスをFW溝田大輝(3年)がDFを背負いながらもトラップで処理すると、左足で振り抜き追加点。
さらに、ドリブルで佐賀東守備陣を切り裂いたMF持井響太(3年)のラストパスから、「もしかしたらラッキーボーイになる逸材かもしれない」と指揮官が期待するFW中森翼(1年)が4点目。
最後は、ここまで3試合無得点だったエースの持出にゴールが生まれて、ゴールショーを締めくくった。「ほしかった」。背番号10が渇望していた得点だった。
ここまでの3試合で奪った得点は「13」に。10選手がゴールを奪っており、連戦の中で選手をうまく入れ替えつつ勝ち進んでいる。「ずっと練習試合で勝てなくて、キャプテンの今井(悠樹)を中心にみんなでやろうというのが、そのような得点につながった」と指揮官はチームワークを強調する。
準々決勝で戦う前橋育英高(群馬)との力の差を認めながらも、「心を合わせてゲームをやれば、チャンスが出るかなと思っています」と松岡監督は勝機を見据えた。
(取材・文 奥山典幸)
▼関連リンク
【特設】高校選手権2016
連載:高校マン・オブ・ザ・マッチ2016
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[国スポ少年男子]尚志単独チームの福島県、長崎県から逃げ切ってベスト8進出!!
ゲキサカ / 2024年9月22日 22時9分
-
ヤングなでしこがU-20W杯8強進出! “新導入ルール”で追加点…優勝候補スペインと対戦へ
FOOTBALL ZONE / 2024年9月13日 11時55分
-
「国際ユースサッカーin新潟」初戦で初代表組8人先発!U-17日本代表がFW前田、MF長、MF田中のゴールでペルーに3-0で快勝!
ゲキサカ / 2024年9月13日 10時59分
-
「絶対に優勝したい」新潟医療福祉大は“昨年の尚志10番と市船14番”1年生が逆転&ダメ押し弾!
ゲキサカ / 2024年9月10日 20時22分
-
[MOM980]新潟医療福祉大MF田澤夢積(3年)_後半3発逆転劇を呼び込む同点弾、青森山田仕込み“全国での強さ”
ゲキサカ / 2024年9月10日 19時24分
ランキング
-
1スケボー白井空良、Xゲームズ初優勝「夢の舞台で金を取れうれしい」…日本勢が表彰台独占
読売新聞 / 2024年9月22日 19時49分
-
252-53大谷翔平、115年ぶり偉業が濃厚 日本は明治時代、2つの「2位」で近づく歴史的記録とは
THE ANSWER / 2024年9月22日 19時3分
-
3鷹が11得点大勝で「M1」 大阪移動で日ハムの結果待ち…V決定でも異例の“胴上げなし”
Full-Count / 2024年9月22日 16時33分
-
414勝の今永でも及ばぬ…日本人右腕の「4.7」 先駆者が過ごした“衝撃の1年目”
Full-Count / 2024年9月22日 19時33分
-
5イチロー氏が松井秀喜氏を語る 参戦決断に「痺れました」再会するなら「やっぱりユニフォームを着て」【独占インタビュー】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月22日 17時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください