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羽生が10年ぶり千葉復帰!「ジェフの遺伝子が存在することを示せる」

ゲキサカ / 2017年1月5日 10時50分

千葉への復帰が決まった羽生

 ジェフユナイテッド千葉は5日、FC東京からMF羽生直剛が加入することが決まったと発表した。

 筑波大から2002年に千葉へ加入し、プロ生活をスタートした羽生にとって、2007年以来となる10年ぶりの古巣復帰となる。FC東京ではヴァンフォーレ甲府へ期限付き移籍した2013年を除き、8シーズンプレーしていた。

 FC東京を通じて羽生は「今回の移籍にあたり、クラブともたくさんの話し合いをさせていただきました。長い間在籍しながら、数字としての結果はさほど残せていない自分に、新シーズンも選手としての提示をしてくれたこと。また、その他にもクラブに残るための多くの選択肢を僕に示してくれたことに、大金社長をはじめ、立石GM、そして篠田監督に心から感謝しています。そして、今まで一緒にプレーしてくれた仲間、コーチ、ビジネススタッフも含めて、自分を支えてくれたクラブ関係者にも感謝の気持ちしかありません。ありがとうございました」と経緯を報告しながら、クラブへ感謝。

「今回の決断は自分や家族にとって簡単なものではありませんでした。慣れ親しんだFC東京から離れることは、自分の周りにいる多くの人は望んでいなかったのだと思います。その中で自分を突き動かしたものは、引退するまで野心を持ったサッカー選手でいたいということです。FC東京に在籍していれば、新シーズンにも最年長選手としての居心地の良い居場所があり、試合に出ても出なくても今まで通り優しくしてくれるファン・サポーターのみなさんがいる。そんな一年を過ごした後に引退。楽だろうけれど、何かが違う。そう思いました」

「37歳になった僕のチャレンジは決して平坦なものではないし、この移籍に対してポジティブな声ばかりではないけれど、それもすべてひっくるめてのチャレンジです。プロの世界は、自分で道を切り拓き、自分で歴史を作っていかなければならないところだと思います。最後の一年になるかもしれないという決意で臨む僕の戦いは、本当に本当の集大成であり、『もう走れない!』と思うくらいにきちんと出し切りたいと思います」

「この移籍に際して、ファン・サポーターのみなさんに直接挨拶をする機会をクラブは設けてくれようとしましたが、日程の問題などからこのような書面での挨拶となってしまいました。ただ、みなさんが僕に送ってくれたご声援は確実に僕の心と体を動かす原動力となっていましたし、だからこそ今があり、この移籍が実現したのだと思っています。みなさんと、また笑顔で再会できる日を楽しみにしています。そして、クラブの発展、リーグ制覇を心から願っています。本当に今までありがとうございました」とコメントした。

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