伏兵の“自信があった”一撃!! 青森山田DF三国スティビアエブス「スペースががら空きだった」
ゲキサカ / 2017年1月7日 22時40分
[1.7 全国高校選手権準決勝 東海大仰星1-2青森山田 埼玉]
思わぬ伏兵が先制点を叩き込んだ。序盤からボールを保持しながらも東海大仰星高(大阪)の守備に手を焼いた青森山田高(青森)に先制点がもたらされたのは前半23分。決めたのは左SBの位置に入るDF三国スティビアエブス(3年)だった。
中盤でMF郷家友太(2年)が相手選手と接触して、ボールが左サイドにこぼれて来る。「(接触プレーで)笛が鳴るかなと思ったけど鳴らなかった。スペースががら空きだったし、持ち味のスピードでそこを突いたらチャンスになると思った」。こぼれ球を拾った三国は一気に加速。PA内までボールを運ぶと、寄せてくるDF大東史明(3年)を切り返しでかわし、右足の狙いすましたシュートで鮮やかにネットを揺らして先制点を記録した。
「巻いたら絶対に入るなという自信があったので狙った。いつもはああやってシュートを打つことはないけど、今日は積極的に狙って、良いコースにボールが飛んでくれて良かった」。自身の選手権初ゴールに表情を崩した。
自身に得点が生まれた。チームも2-1で勝った。しかし、守備が本職ということもあり、「1失点してしまったので、そこは反省しないといけない」と反省を口にする。だからこそ、2日後に行われる前橋育英高(群馬)との決勝戦で狙うは「今までやってきたとおり、後ろはゼロで抑えたい」と無失点への意気込みを示しつつ、「ゴールに結び付くようなプレーをドンドン出して行きたい」と攻撃面での貢献も誓った。
(写真協力『高校サッカー年鑑』)
(取材・文 折戸岳彦)
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