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2冠達成!高橋5戦連発の青森山田が悲願の初優勝!!

ゲキサカ / 2017年1月25日 20時16分

 青森山田はその後も相手にDFラインの背後を突かれるシーンがあったものの、GK廣末がカバーして得点を許さない。そして中盤の底の位置でボールを引き出す住永を起点としたサイド攻撃で反撃。攻撃参加した三国がCKを獲得するなど両翼から攻め、そして郷家のロングスローやCKなどで前橋育英DF陣にプレッシャーをかける。

 迎えた23分、青森山田が今大会無失点の前橋育英からゴールをもぎ取る。右サイドでボールを受けた嵯峨が前方のスペースへパス。これに走り込んだ鳴海がマイナスのクロスを入れると、中央でコントロールした高橋が左足を振り抜く。シュートはDFに当たってコースが変わり、そのままゴールネットへ。青森山田がエース高橋の5戦連発となるゴールによって先制した。

 前橋育英は直後の27分、PAで人見が相手GK、DFと競ると、こぼれ球を拾った高沢がグラウンダークロス。中央でフリーの大塚が右足を振り抜いたが、シュートはクロスバー上方へ外れてしまう。

 青森山田はアプローチスピード速い守りで相手に思うようなボール回しを許さない。それでも前橋育英はセットプレーからチャンス。45分には右FKがゴール前でマークを外した角田の足下に入ったが、シュートを打ち切ることができず、三国にクリアされてしまう。

 逆に青森山田は直後に2点目を奪う。敵陣中央でボールを受けた郷家がPAの鳴海へ縦パス。鳴海がダイレクトで右サイドへ叩くと、走り込んだ嵯峨が右足でゴールを破って2-0とした。

 青森山田は後半7分、敵陣で相手のミスパスをインターセプト。ショートカウンターから住永のパスを受けた鳴海が右足で狙うが、ボールは右ポストを叩いた。前橋育英は直後にMF 岩下航(3年)を投入。ボールを保持する時間を増やそうとしたが、青森山田に突き放されてしまう。

 12分、青森山田は右サイドのスペースを突いた嵯峨がクロス。これをニアサイドで胸コントロールした鳴海が右足でゴールへ流し込む。さらに14分には、この日再三キックで会場を沸かせていたGK廣末のロングキックを敵陣中央の郷家が頭で競り勝ち、最後は抜け出した鳴海が右足ダイレクトでゴールへ沈めた。

 鳴海は今大会6得点目。高橋をかわして得点ランキング単独首位に立った。青森山田は16分、負傷の嵯峨に代えてU-16日本代表候補のMF 檀崎竜孔(1年)を投入。前橋育英は19分に後藤田とDF 小山翔(3年)を入れ替えた。

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