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浦和復帰のMF長澤が誓い、千葉での「経験を活かせるように」

ゲキサカ / 2017年1月11日 19時31分

浦和レッズに復帰したMF長澤和輝

 ついに、赤いユニフォームを身にまとう時が訪れた。昨季ドイツのケルンから浦和レッズに加入したMF長澤和輝だったが、千葉への期限付き移籍が発表され、1年を黄色いユニフォームを着て戦った。しかし、今季から浦和に復帰。「改めてこのチームに入り、チームの勝利、個人の成長につなげていけるように頑張りたい」と意気込みを示した。

 千葉で背番号10を背負い、41試合に出場した長澤はトップ下やボランチ、サイドハーフなど中盤の多くのポジションでのプレーを経験。複数ポジションをこなすことでプレーの幅が広がっただけでなく、試合に出続けることでコンディション調整なども学び、「去年の経験を浦和で活かせるようにできればいい」と語る。

 3-4-2-1のシステムを採用する浦和では、シャドーやボランチでの起用が考えられる。しかし、「チームで求められる場所を判断し、そこで使われたときに求められたプレーができるようにしたい」とあくまでポジションを決めるのは監督であり、与えられた位置で求められた仕事をこなすことが重要だとした。

 外から見た浦和の印象は、「能力の高い選手が多くいるし、チームの完成度も高い」と話すが、今後はその選手たちとポジションを争っていかなければいけない。自身の持ち味である「ドリブルやパス。ゴールに直結するプレー」をピッチ上で表現するためにも、まずは厳しい定位置争いを勝ち抜こうとしている。

(取材・文 折戸岳彦)
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