「足元にも及ばない」けど…横浜FM加入の山中、俊輔に代わる左利きのキッカーに名乗り
ゲキサカ / 2017年1月15日 22時36分
チームのために自分の武器を示す。下部組織から育った柏を離れ、横浜F・マリノスに完全移籍したDF山中亮輔。「レイソルからの移籍は悩んだし、簡単な決断ではなかった」。小学4年時に柏の下部組織に加入し、U-12、U-15、U-18を経て12年にトップチームに昇格。千葉に期限付き移籍した14年を除けば、トータル13年間を過ごした古巣に別れを告げた。
「すごく悩んだけど、この決断が間違いではなかったということを証明できるように、マリノスで成功したい」。強い決意で飛び込んだ新天地。「マリノスのイメージとして、堅守の伝統がある。そこは自分自身、吸収できればと思っているし、学んでいかないといけないところ」と貪欲に語った。
自分の持ち味として「攻撃の部分。ドリブルやスピード、クロスの精度。個で違いをつくれる選手だと思っている」と話す左利きのサイドバックには、セットプレーのキッカーとしても期待が懸かっている。
チームの顔であり、象徴だったMF中村俊輔が磐田に移籍。その大きすぎる穴を埋めるために必要な一つの要素として、左足のプレースキックがある。「中村選手はすごい選手で、全然、足元にも及ばない」。そう前置きしたうえで、「そういう選手が抜けて、セットプレーでは僕に懸かる期待もあると思う。その期待に応えられるように頑張りたい」と、左利きのキッカーとして“ポスト俊輔”に名乗りを上げた。
横浜FMには今オフ、同じリオ五輪世代のDF松原健、GK杉本大地も加入。「同世代の選手が多いので溶け込みやすい。僕たちの世代がマリノスを引っ張っていけるようにやっていきたいし、マリノスの伝統を守りつつ、新しいチームになっていけるように頑張りたい」と意気込んだ。
(取材・文 西山紘平)
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