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2冠メンバーに加えた勢い。青森山田はファインゴールの中山ら選手権サブ組たちも輝く

ゲキサカ / 2017年1月21日 18時5分

 選手権ではAチームに帯同していたものの、プレーで貢献することができなかった選手たちが思いをぶつけた。新井は「選手権中は自分と新村と小堀(雄大)が同じ部屋で3人でずっと『試合出たい』と話していて、優勝したんですけど、自分たちたち素直には喜べなくて、悔しい気持ちでこの遠征に懸けていました」と語る。プレーで主力組に劣るのは確か。それでも強い思いを持つ彼らはチームに勢いをもたらした。住永は「トップのチームじゃなくてBのプリンス(リーグ東北)とかに出ていた選手は、技術よりもそっち(声、元気)の方が強いので彼らが出てきたことで試合が活気づきましたし、それは持ち味だと思います。俺らはボールの動かしとか技術の面でカバーして、彼らが気迫とかで相手を圧倒して、両方で相手は嫌だったんじゃないですか」と説明し、その力がチームを後押ししたことを認めていた。

 主力組にとっても、サブ組だった選手にとってもこれが高校生活ラストゲーム。そこで選手権に出場していなかったサブ組の選手たちが好プレーを見せたことは、また青森山田の層の厚さを印象づけた。それは特別な思いも加えて表現された輝き。中山は「いつもAでトップでかかわれていない。最後の最後アピールしようというのがあって、気持ち出した結果だと思います。やっていて楽しかったです」。主力組とこれまでサブ組だった選手の力を融合させた青森山田が、最終戦で90分間を楽しんで白星を勝ち取った。

(取材・文 吉田太郎)

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