ドルトムントはリーグ再開初戦で10人に辛勝、香川は開幕戦以来のフル出場
ゲキサカ / 2017年1月22日 1時38分
[1.21 ブンデスリーガ第17節 ブレーメン1-2ドルトムント]
ブンデスリーガは21日、第17節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントは敵地でブレーメンと対戦し、2-1で競り勝った。香川は2試合連続の先発出場を果たし、リーグ戦では開幕戦以来のフル出場。ウィンターブレイク明け初戦を制し、2017年を白星でスタートさせた。
ガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンをアフリカ選手権で欠くドルトムントだが、代わって最前線に入ったFWアンドレ・シュールレが期待に応えた。前半5分、右サイドのスローインからFWマルコ・ロイスがポストプレーに入ると、相手DFがカットしたこぼれ球にシュールレが反応。ゴール前に抜け出し、ドリブルでGKもかわして左足で無人のゴールに流し込んだ。
前半21分にもゴール前のこぼれ球をシュールレが左足ボレーで狙うが、GKが好セーブ。同38分にはMFクリスティアン・プリシッチがドリブルでPA内に切れ込み、こぼれ球を香川が狙ったが、右足のシュートはミートしなかった。
なかなか追加点を奪えないドルトムントだが、前半39分、MFゴンサロ・カストロの浮き球のパスにロイスが反応。ワントラップしたところで、PA外まで飛び出してきたGKヤロスラフ・ドロブニに倒された。このファウルでドロブニは一発退場。急きょFWクラウディオ・ピサロに代えてGKフェリックス・ビートワルトを投入したブレーメンは数的不利の状況に立たされた。
それでも前半アディショナルタイムにMFクレメンス・フリッツのシュートがクロスバーを直撃するなど、10人ながら果敢にゴールを狙うブレーメン。1点ビハインドで折り返した後半14分にはドリブルで抜け出したMFフィン・バルテルスがそのままフィニッシュまで持ち込み、倒れ込みながら右足でゴール右隅に流し込んだ。
数的優位に立ちながら同点に追いつかれたドルトムントだが、後半25分、ロイスとカストロに代えてMFウスマン・デンベレ、DFラファエル・ゲレイロを投入すると、その1分後だった。左CKのセカンドボールをゲレイロが左足で狙うと、DFに当たったボールがゴール前に浮き上がり、これをDFルーカス・ピシュチェクが右足で押し込んだ。
セットプレーの流れから勝ち越しゴールを奪い、そのまま2-1で逃げ切ったドルトムント。10人相手に苦しみながらもリーグ再開初戦で勝ち点3を手にし、4試合ぶりの白星を飾った。
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