新世代躍動のヤング・マリノス、4発快勝でタイ遠征2連勝締め!
ゲキサカ / 2017年1月26日 22時57分
[1.26 2017 Jリーグ アジアチャレンジ in タイ インターリーグカップ スパンブリーFC 0-4 横浜FM ラジャマンガラ]
横浜F・マリノスは26日、「2017Jリーグ アジアチャレンジ in タイ インターリーグカップ」でスパンブリーFCと対戦し、4-0で勝利した。初戦でバンコク・ユナイテッドを3-2で下していた横浜FMは、2連勝で大会を終えた。
横浜FMのスタートの並びは4-2-3-1。GK飯倉大樹がゴールを守り、4バックは右からDF松原健、DF中澤佑二、DFパク・ジョンス、DF金井貢史。中盤はMF扇原貴宏とMF喜田拓也がダブルボランチを組み、MF前田直輝がトップ下、MF吉尾海夏が右サイド、MF遠藤渓太が左サイド。そして1トップにはFW仲川輝人。守備時には4-4-2となって2ラインでブロックを組み、前線の仲川と前田が横並びで相手センターバックにプレスをかける変則的な形で臨んだ。
24日のバンコク・ユナイテッドとの初戦を3-2で制した横浜FMは序盤から攻勢に出る。前半3分、中澤が自陣からロングフィードを繰り出し、右から中央への斜めのランニングで裏を取った吉尾がPA内右で相手DFに倒されるも、ノーファウルの判定。同5分には左サイドでボールを受けた遠藤が相手DFを抜き去り、PA内左からGKの股下を狙った右足のシュートを放つも、読まれてセーブされた。
前半13分に相手のシュートがクロスバーに当たるなどヒヤリとする場面もあったが、同22分には遠藤が鋭い反転でマークを剥がし、仲川に縦パス。突破を図った仲川がボールを失い、その流れから左CKを獲得すると、キッカーの扇原が左足で大きく曲がるクロスを送る。しかし、飛び出した相手GKを越え、逆サイドに流れた。
前半34分にも右からのCKを獲得し、今度は吉尾が左足でクロスを上げるも、相手GKが直接キャッチ。同38分には松原の右クロスをファーの遠藤が頭で落とし、PA内中央に走り込んだ仲川が右足でシュートに持ち込む。この日最初の決定機だったが、バウンドしたボールへのタイミングが合わず、枠を大きく外れた。
前半をスコアレスで折り返した横浜FMは、後半開始から5人を交代。仲川に代えてFW富樫敬真、金井に代えてDF山中亮輔、喜田に代えてMF中町公祐、前田に代えてMF山田康太、そして飯倉に代えてGK原田岳を投入した。
すると、さっそく交代選手たちが躍動する。左サイドバックに入った山中が後半1分に送った左クロスは相手GKにキャッチされるが、直後の同2分に先制。左サイドで遠藤がボールを持つと、外側を追い越した山中をおとりに使ってカットインし、PA内やや左から右足のシュートを突き刺した。
横浜FMはさらに後半6分、敵陣中央の山田が左足でスルーパスを送り、抜け出した遠藤がPA内中央に進入。相手GKの位置をよく見て右足でゴール左に流し込み、リードを2点に広げた。
横浜FMはその後、後半16分に松原とFWマルティノス、同26分に中澤とDF柳知廈、同27分に扇原とMF中島賢星を交代。優勢のまま試合を進めると、同44分に左サイドからマルティノスが送ったクロスを富樫が頭で押し込み、ダメ押しの3点目を挙げる。さらに同アディショナルタイム3分、遠藤の右クロスからニアの山田がヘディングを決め、4-0。初戦で富樫、中島、仲川と若手選手たちのゴールで競り勝った横浜FMは、再び若い力が躍動し、タイ遠征を2連勝で終えた。
●2017シーズンJリーグ全クラブ練習試合
●2017シーズン新体制&背番号一覧
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