[新人戦]新生・青森山田は反省の初白星。ピッチ立つ資格ある選手はまだ数人、試合内容も「2、30点」
ゲキサカ / 2017年1月28日 17時3分
一方、こちらも全国高校選手権に出場している山形中央は下級生時からチームの主軸だったMF貝山龍平主将(2年)やCB工藤万尋(2年)、左MF中川和彦(2年)らが先発。風上に立った前半は0-0。立ち上がりに貝山とMF水戸颯汰(2年)が連続でゴールを狙ったほか、強風を活かした攻撃からCKを奪う。また相手に背後を狙われてもCB沼澤健翔(2年)らが的確なカバーを見せ、ベンチから求めてられていた球際でも健闘するなど青森山田に思うようなサッカーをさせなかった。青森山田は前半、シンプルに三国にボールを預けてそこからの崩しを狙うが、サポートが遅くチャンスの数を増やせない。前半終盤に檀崎の突破や抜け出しから決定機もつくったが、無得点で折り返してしまう。
それでも後半は安藤を起点に両サイドへボールを振り分け、そこからのクロスやセットプレーで得点を奪う。18分、堀の右CKを山形中央がクリアし損なうと、これを郷家が頭で押し込んで先制点。さらに29分には交代出場のMF 浦川流樺(2年)が右サイドを縦にえぐって上げたクロスが相手オウンゴールを誘う。後半に自力の差を示した青森山田だが、選手たちからは納得したようなコメントは聞かれなかった。
小山内は「難しい試合になるのは分かっていたんですけど、去年の先輩方と違って、自分たちの学年の力の無さを痛感した試合だったと思います。優勝して注目受けると思うんですけど、注目を受ける中で勝たないといけないですし、優勝したのは去年の先輩たちなので、自分たちの学年はまだ何も成し遂げていないので、ゼロからのスタートだと思ってまずこの大会を獲りに行きたい」。昨年は日本一と言われるほどの元気とプレミアリーグで勝つために必要だった堅守、ポゼッション、カウンター、セットプレーと勝つための術を磨いて全国2冠を達成した。チームはこの日できなかったことを見つめ直して、積み上げて2戦目を勝利する。
(取材・文 吉田太郎)
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