[新人戦]CB功刀が自慢の高さで1G2A!尚志が前半4発で青森山田との東北決勝進出!
ゲキサカ / 2017年1月29日 20時15分
[1.29 東北高校新人選手権準決勝 山形南高 0-4 尚志高 相馬光陽サッカー場B]
第16回東北高校新人サッカー選手権準決勝が29日に行われ、前回優勝の尚志高(福島1)が山形南高(山形2)に4-0で快勝。尚志は30日の決勝で2連覇を懸けて青森山田高(青森1)と戦う。
尚志がこの日はセットプレーの強さを最大限に活かして快勝した。まずは前半13分、CKをファーサイドのCB功刀舜也(2年)が折り返して最後は左SB沼田皇海(1年)が先制ヘッド。さらに18分にはFKを再び功刀が折り返して今度はMF吉田泰授(1年)が決めた。
尚志は19分にもMF加瀬直輝(1年)のラストパスをFW中井崇仁主将(2年)が決めて3-0。そして21分にはCKから功刀が今度は自ら頭で決めて前半半ばで勝敗の行方を決定的にした。1ゴール2アシストと殊勲の功刀は174cmと決して大柄な選手ではない。だが、今大会指揮を執っている西田潤コーチが「空中で止まれるタイプのヘディング。前からだけでなく、どの方向からのボールでも強い」と評するヘディンガーだ。そのヘディングの強さで選手権登録メンバーにも抜擢されたというDFが、この日は自慢の武器で快勝の立て役者となった。
尚志はその後も加瀬や吉田の突破などから決定機を量産。対して山形南も後半は球際での厳しさが増して押し返す。尚志が後半開始からメンバー3人を入れ替えたことでミスが増えたこともあって山形南はチャンスをつくり返し、FW佐々木聖司(2年)やMF石川晃基(1年)らがゴールへ迫ったが得点することはできず。尚志が16年度のプレミアリーグ、全国高校選手権優勝の青森山田への挑戦権を得た。
西田コーチはこの日の試合前に尚志の選手たちが青森山田の選手たちと声で張り合っていたことを明かし、「かなり意識していると思います」。全国王者の胸を借りることになる決勝へ向けて「球際だったりとか、空中戦はあちらの方が強いと思うので、ボールを繋ぐとか、足下の技術のところで相手よりも上回っているようなパフォーマンスを出してもらえればいい。プレッシャーも速いでしょうし、蹴っちゃう場面もあると思うんですけど、どれだけ自信持ってやれるか。セットプレーで勝負したいのもある」と期待。目標とする選手権日本一を先に果たしたライバルを自分たちの武器で倒して、1年後の目標達成への第一歩とする。
(取材・文 吉田太郎)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
シュート数10-4、CK数10-3も1点が遠く連覇ストップ。県1部リーグ独走Vの明桜は切り替えてプリンス東北昇格に挑戦:秋田
ゲキサカ / 2024年10月21日 20時44分
-
[プレミアリーグEAST]市立船橋が“宿敵”流経大柏を撃破…鹿島ユースが2位キープ、青森山田の連勝は4でストップ:第18節
ゲキサカ / 2024年10月13日 19時0分
-
[プレミアリーグEAST]4連勝の青森山田が3位浮上…市立船橋が昌平を4発撃破:第17節
ゲキサカ / 2024年10月6日 19時8分
-
負傷から復帰のエース安原知希が復活弾!聖和学園が13年ぶり2回目のプレミアプレーオフ出場決定
ゲキサカ / 2024年10月5日 23時13分
-
[プリンスリーグ東北]仙台ユース、青森山田セカンドが優勝を賭けて最終節直接対決へ…聖和学園がプレミアPO出場権獲得:第17節
ゲキサカ / 2024年10月5日 16時6分
ランキング
-
1大谷「左肩亜脱臼」楽観は禁物…《レギュラーシーズンなら欠場必至のはず》と専門家が警鐘!
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月29日 11時32分
-
2J助っ人の“70m独走弾”「漫画やん」 衝撃の“環境破壊”が話題「なんでJ2にいるんだ」
FOOTBALL ZONE / 2024年10月29日 7時30分
-
3ド軍が4年ぶりWS制覇へ王手 大谷翔平は2戦無安打も1得点2出塁…左肩負傷から強行出場
Full-Count / 2024年10月29日 12時43分
-
4球界の重鎮・権藤博氏はむしろ「日本の投手は投げなさ過ぎ」…沢村賞また「該当者なし」で選考基準見直し案も
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月28日 20時22分
-
5井上中日「矢野燿大ヘッド」招聘プラン立ち消えに…“元阪神監督”の看板などが足かせ
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月29日 11時32分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください