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[新人戦] 「強く、賢く、謙虚に」挑戦する武南が浦和南との伝統校対決を逆転勝ち

ゲキサカ / 2017年2月6日 9時4分

 武南の大山監督はまだまだ選手たちがピッチで大人しいことを残念がる。「ピッチに立つとおとなしい。結局、自信がないと思う。自分で指図するのがいない。寂しい。まずは何かの機会で自信をつけていかないといけない」。接戦をものにしながら、少しでも自信をつけて、変わること。昌平や正智深谷高、西武台高など埼玉を勝ち上がって再び全国へ出場するためには現時点で差をつけられているライバルが多いが、まずはどの大会でもしぶとく準決勝、決勝まで勝ち上がる力をつける。そして上位との戦いの中で成長して埼玉を再び制覇する。

 長谷川は「開校以来(最も)弱いと言われている。その分みんなで頑張っていくこと。一人ひとりが上手くないと思うので、みんなの力を合わせて勝っていくしか無いと思います。それができたから今日も苦しい時間を乗り越えて勝つことができたと思う」と語り、岡野は「最弱なりの頑張りとかは大事かなと思います。今年一年の目標として『強く、賢く、謙虚に』というのがあってそれは常に意識しています。謙虚に、どの相手でも下からチャレンジャーで行く」と誓った。

 武南の名前で相手を飲み込むほどの力はない。それは選手たちも自覚している。だからこそ、どんな厳しいトレーニングでも食らいついて成長することだけを考えている。「リーダーとして引っ張っていけるように。声が少ないので自分が筆頭になって出していきたい」という岡野主将は「(周囲を)見返してやりたいというのはあります。必死に食らいついて、レベル高くどんどん吸収していきたいです。新人戦で言えば一戦一戦大切に戦ってタイトル取れればいい。まずは目先の試合を勝っていきたい」。個々の意識は高く、練習の最後に行われる21本のダッシュもスピードが上がってきたという。指揮官も選手たちの頑張りについては認めているだけに時間がかかっても着実に強さを身に着けていくこと。伝統校・武南は「強く、賢く、謙虚に」成長してタイトルを狙う。

(取材・文 吉田太郎)

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