[MOM2049]武南FW長谷川魁哉(2年)_目標はスアレスの俊足エースが決勝点
ゲキサカ / 2017年2月6日 9時40分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[2.5 埼玉県高校新人大会準々決勝 武南高 2-1 浦和南高 埼工大G]
苦しい展開の試合でエースが決勝点を決めた。武南高は先制された直後に追いついたが、相手の厳しいチェックに加えて、ミスも多く、なかなかチャンスの数を増やせない展開。だそれでも、新エースがチームを救う。試合終盤の後半34分、左サイド後方からのFKをニアへ走り込んだFW長谷川魁哉(2年)が頭で触ると、DFに当たってコースの変わったボールがゴールへ吸い込まれて決勝点となった。
「ゴールは最初触ってDFに当たって入った感じだった。『ニア走れ』と聞こえたのでニア走ったらいいボールが来た。(仕事ができたことは)良かったです。後半苦しい時間が長かったので」
本来はスピードを活かした抜け出しが最大の武器。だが、この日は抜け出しよりも、前線でボールを収めて周囲を活用するシーンが多かった。チームにとって貴重な収まりどころとなりつつ、その中で一発を狙っていたという。「狙っていて、運が良かったと思います。昨日の試合もニア走って、自分は触れ無かったんですけど、抜けたボールを大山諒が決めたので」。自分でなくても誰かが決めればいい、という心構えも決勝点に結びついた。
3年生中心のメンバー構成だった昨年、長谷川はその中で試合に出場していた数少ない下級生だった。それだけに「去年から出ていたんで声とか、身体張って競り合いで負けないようにやりたいと思います。今日は(収めることも得点も)できたと思うんですけど、相手のDFが強くなった時に出来なかったら意味がない。そこでできるようにしたい」。自覚を持って伝統校・武南を引っ張る意気込みでいる。
憧れはバルセロナのFWルイス・スアレス。「収めることもできるし、速いし、身体も強い。目指しています」。自分もできることを増やしてチームを勝たせる存在に。まずは昨年の全国総体4強の昌平と戦う準決勝で今の自分は何が通用して、何が課題なのか確認する。
(取材・文 吉田太郎)
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