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齋藤学が10番お披露目も…横浜FMは逆転負けでFC東京が練習試合5連勝

ゲキサカ / 2017年2月15日 17時18分

 横浜FMは後半開始から橋本に代えてDF山田将之を投入。山田はセンターバックに入り、鈴木がボランチにポジションを上げた。

 後半立ち上がりは横浜FMが主導権を握る。後半5分、遠藤の右クロスにウーゴ・ヴィエイラが右足ボレーで合わせるが、ゴール右へ。同8分にはPA内で仕掛けた富樫がGKもかわしてシュートを打ったが、カバーに入ったDFのブロックに阻まれる。決定機を生かせなかった富樫だが、直後の後半11分、前田の右クロスを右足ダイレクトで蹴り込み、勝ち越しゴールを奪った。

 後半20分には前田の横パスを中島が左足ミドルで狙うなど、勢いづく横浜FM。その1分後にも前田が右サイドからカットインし、左足でミドルシュートを打ったが、GK波多野が横っ飛びで弾き出した。

 FC東京は後半20分、田邉に代えてMF内田宅哉を投入する。劣勢の時間が続いていたが、同24分に平岡がPA内で倒され、PKを獲得。これを前田が落ち着いてゴール左に流し込み、2-2の同点に追いついた。

 すると、流れは再びFC東京へ。同点から3分後の後半28分、平岡から右サイドをオーバーラップする室屋にパスが通り、室屋の折り返しを内田が流し込んだ。今季、FC東京U-18からトップチーム昇格を果たしたルーキーの逆転ゴールで3-2。後半33分からはバーンズに代わってMFユ・インス、波多野に代わってGK廣末陸が入った。

 後半35分、中盤でセカンドボールを拾った小川が左足で目の覚めるような弾丸ミドルをゴール右上隅に突き刺し、4-2と突き放したFC東京。同44分、室屋の右クロスに合わせた前田のヘディングシュートはゴール右に外れたが、最後まで攻撃の姿勢を貫き、無傷の練習試合5連勝を飾った。

(取材・文 西山紘平)
●2017シーズンJリーグ全クラブ練習試合

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