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[新人戦]大黒柱不在も「いないから負けた」とは言わせない!鹿児島城西が龍谷に3発逆転勝ち!

ゲキサカ / 2017年2月10日 18時41分

 また、先発のレフティーが5人という鹿児島城西は左SB鎌田悠斗(1年)が積極的な攻撃参加から左足クロスへ持ち込むなど左サイドからの攻撃で追加点を狙っていく。そして21分には左サイドからPAまでボールを運び、大脇がPKを獲得。これを大脇が自ら左足で決めて3-1とした。龍谷は前半半ばからボールを繋ぎに出たが、そこでミスが出てしまって流れを失う展開に。鹿児島城西のハイプレスの前に良い形でボールを蹴らせてもらえず、また攻撃に積極性を欠いたこともあってゴールから遠ざかってしまった。

 60分間の試合を走りきって3-1で勝利した鹿児島城西は今大会、1年時から主力のCB生駒仁主将(2年)がU-18日本代表スペイン遠征のために欠場している。戦力ダウンを強いられているが、選手たちの目標は生駒がいない状況でも勝ち上がることだ。小久保監督は「他の選手も精神的な部分の成長にもなると思う。アイツに頼ってばかりではいけないというのがある」と期待。そしてキャプテンマークを巻いた津留は「みんなも(生駒)仁が代表に行けることは嬉しいと思うんですけど、悔しい部分もあると思う。自分もそう思っていて、自分もあの場所(代表チーム)に行けるように、活躍して結果を残すことを大事にしてやっていきたい」と誓った。

 世代を代表するCBとして注目され、成長を遂げている生駒に刺激を受けている部分ももちろんあるが、負けたくない気持ちは非常に強い。現在選手権鹿児島県予選3連覇中で県外、関西からもタレントが集まるようになってきている鹿児島城西。実力派たちが居並ぶチームには意地もある。今後、全国で上位へ勝ち上がるチームになるためにも選手層の厚みを増し、主軸不在でも勝つことは重要。今大会、「生駒がいないから負けた」とは絶対に言わせない。

(取材・文 吉田太郎)

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