[MOM2050]鹿児島城西FW津留優晴(2年)_大迫も背負った「9」が決勝点。どの試合でも「必ず取る」
ゲキサカ / 2017年2月10日 18時0分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[2.10 九州新人大会予選リーグ第1節 龍谷高 1-3 鹿児島城西高 佐賀県総合運動場陸上競技場]
OBの日本代表FW大迫勇也(現ケルン)もかつて背負った「9」が決勝ゴールを決めた。鹿児島城西高は1-1の後半4分、左CKをCB多持翔真(2年)が頭で折り返すと、これをゲーム主将のFW津留優晴(2年)が右足で決めて勝ち越した。
「試合前の練習でもセットプレーの練習を何回かして自分たちでも考えてやっていたので狙い通りにできたと思います。あれも狙い通りにしっかりと枠に入れることができたので、それが点に繋がって良かった」
決勝ゴールのシーンに加えて背番号9は前線、サイドでボールの収まりどころとなった。そして守備面においても貢献度大。前線からアグレッシブにボールを追い回して相手DFに自由に縦パスを蹴らせなかった。この「蹴らせない」守備によって中盤にもボールを入れさせず、龍谷高の攻撃の精度を欠かせることに成功。攻守両面において勝利に貢献した。
津留にはFWとしてのこだわりがある。「1試合で必ず点数を取ることを目標にしています」。高校入学後は当初SBを務めていたが、昨年の総体でFWにコンバート。その後右足首の骨折で2か月間離脱も経験したが、選手権予選開幕直前に復帰し、神村学園高とのライバル対決となった決勝では決勝点を決めて「3年生ともっとサッカーをしたかった。自分もこの大会が最後だという気持ちで自分も活躍したいと思っていたので、3年生と同じ気持ちでやりました」という思いを結果に結びつけた。
それでも全国では力不足を痛感。「何もできなくて終わりました」。3回戦で敗れた東福岡高の選手たちとの身体の太さや厚さの違いを感じた。チームの取り組みということもあって、現在は朝、昼、晩の3食で各どんぶり3杯を食べ切るなど筋トレも含めて肉体面の改善に取り組んでいる。そして、自分の武器であるゴール前での動き出しの部分をもっと磨いてどんな相手でもゴールを奪い続けること。チームメートであるCB生駒仁のように、年代別日本代表入りへの強い思いも持つFWが今大会、そして今後の公式戦でも毎試合ゴールを決めてアピールする。
(取材・文 吉田太郎)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
いずれも優勝歴を持つ帝京、国見、市船を撃破。山陰勢初Vへ、米子北が最近4大会で3度目の準決勝進出!
ゲキサカ / 2024年7月31日 22時49分
-
敵将も「相手の力が一枚上だった」と認めた静岡学園の強さ、日章学園に競り勝って準々決勝へ!!
ゲキサカ / 2024年7月31日 10時1分
-
[NBL in堺ユースフェス]関東王者・大成に快勝。文武両道、下級生も台頭の三田学園が夏の兵庫2位から選手権初出場へ
ゲキサカ / 2024年7月25日 13時26分
-
1年生FWが2戦4発と爆発中!! 鹿島ユースFW吉田湊海が狙うは昨季のU-15大会に続く日本一&MVP&得点王
ゲキサカ / 2024年7月24日 7時15分
-
[NBC in 堺ユースフェス]プリンス北信越1部首位の新潟明訓が大阪学院とドローで決勝T進出。“叩き上げ世代“は今夏、さらに変わる
ゲキサカ / 2024年7月22日 9時46分
ランキング
-
1日本戦でも「空席が目立った」 “客寄せパンダ”も限界…存続危機の五輪サッカー【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年8月3日 9時49分
-
2山口茜、3度目五輪も準々決勝の壁破れず 世界ランク1位に逆転負けも「思い切ってやれた」
スポニチアネックス / 2024年8月3日 16時48分
-
3【女子バレー】予選リーグ突破は“風前の灯火” ドミニカ共和国が準々決勝進出 日本はケニアにストレート勝ちが絶対条件
日テレNEWS NNN / 2024年8月3日 18時5分
-
4余りもの同士の急造コンビだった「ワタガシ」、コミュニケーション磨き五輪2大会連続メダルつかむ
読売新聞 / 2024年8月3日 11時49分
-
5ボクシング協会が棄権選手に賞金 性別論議となった選手の対戦相手
共同通信 / 2024年8月3日 19時17分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)