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広島の新10番フェリペの適応力に森保監督も太鼓判「戦術理解度高い」

ゲキサカ / 2017年2月11日 0時58分

MFフェリペ・シウバが

[2.10 練習試合 広島2-0岐阜 シーガイア]

 試合を重ねるごとにフィットしている。サンフレッチェ広島のMFフェリペ・シウバが2本目の12分に追加点。FW皆川佑介の右クロスに右足で合わせると、一度はGKに阻まれたが、こぼれ球をもう一度押し込んだ。

「ゴールを決めたことはうれしいけど、自分のゴールより1試合1試合チーム力が上がってきていることのほうが大事。ゴールだけでなく、いろんな部分でチームに貢献したい」

 シャドーの位置に入り、何度となくチャンスを演出した。1本目の23分には絶妙なスルーパスでFWアンデルソン・ロペスのシュートをお膳立てすると、圧巻は2本目16分。華麗な個人技で2人をかわし、MF清水航平にラストパスを通した。

 1トップの背後に入るシャドーストライカーの役割については「ブラジルでもそういうポジションでやっていた。日本のほうが自由にやらせてもらっている。特に問題はない」と頼もしい。森保一監督も「日を追うごとに、試合を追うごとに合ってきている。戦術理解度も高くやってくれている」と目を細めた。

 10番を背負う新外国人は「日本のリーグに慣れるまでには時間がかかると思うが、チームメイトと話してアドバイスももらっている。自分の特徴をどの試合でも出して、チームのためにプレーしたい」と意気込んだ。

(取材・文 西山紘平)
●2017シーズンJリーグ全クラブ練習試合

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