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[新人戦]日章学園が競り勝つも得失点差で及ばず敗退。惜敗の筑陽学園がブロック2位で決勝Tへ

ゲキサカ / 2017年2月11日 20時21分

 筑陽学園は後半5分にも国生のラストパスを龍野が合わせたが、至近距離からの一撃を日章学園GK小原司(1年)が好反応でストップ。GK寺田恭一郎(2年)の負傷によって後半開始から出場した1年生GKの好守に支えられた日章学園は7分、左中間を抜け出したMF河原淳(2年)がラストパスのこぼれ球を自ら拾って右足でゴールへ流し込む。再び勝ち越した日章学園は一気に連続得点を狙おうとするが、前半同様、あと一歩のところが噛み合わずに追加点を奪うことが出来ない。また筑陽学園に背後を狙われ、それをCB寶地雄大(2年)らが何とか逃れるシーンの連続。筑陽学園は梶原が鋭い仕掛けからシュートを放つなど反撃するも同点に追いつくことはできず。だが、得失点差でブロック2位を守って準々決勝進出を決めた。

 試合には勝ったものの、日章学園は惜しまれる敗退。主将の佐藤詩は「今日は4点取って決勝トーナメントへ行こうと言っていた。行くチャンスはあったけれど、自分たちの力不足で悔しいです」と下を向いた。そのチームについて、早稲田監督は「色々な崩しができるように。攻撃のバリエーションが増えてこないといけない。あと、最後のところの精度とかフィニッシュとかもまだまだ。前半に3つ、4つ取っておかないと」と指摘。選手たちは精度の部分などまだまだ甘さがあったことを認めていた。

 佐藤詩は「自分たちは決定力が課題になっていて、もっと点の取れる強いチームを目指している。まずはプリンスリーグ残留を決めて。総体も去年ベスト16と悔しい思いをしたので、それを越えていけるように頑張りたい」。自分たちのミスでリズムを崩し、相手の縦に速い攻撃にバタバタした部分もあった。日章学園はレギュラー争いに食い込みそうな新1年生たちとの競争でチーム力を高め、プリンスリーグ、総体予選で課題が改善されたことを示す。

(取材・文 吉田太郎)

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