[新人戦]「強いキャプテンに」注目MF佐藤詩響は日章学園の新リーダーとして全国の頂点目指す
ゲキサカ / 2017年2月11日 22時15分
[2.11 九州新人大会予選リーグ第2節 日章学園高 2-1 筑陽学園高 佐賀県総合運動場陸上競技場]
「一番頼れるようなキャプテンになって、プレーで見せたいと思います。強いキャプテンになって必ず日本一を取りたいと思います」。16年全国高校総体16強・日章学園高の新主将、MF佐藤詩響(2年)はチームリーダーとしての意気込みを口にした。
下級生時から宮崎の名門で中盤の軸を担ってきた。チームメートで年代別日本代表選出歴を持つMF佐藤颯汰(2年)同等に佐藤詩を評価する声もある。だが、先発として公式戦を経験してきた選手の多い新チームで、自分が主将を務めるとは思っていなかったという。「最初、自分だと思わなかった。今でも自分でやれるのかなと不安。でも仲間がいたり、支えてくれる人がいるので、自分のためにも、チームのためにも頑張って行こうと思って引き受けました」。決意したからにはチームの柱として、またリーダーとして、高い目標を持ってチームを強くするつもりでいる。
この日は攻撃的なボランチとして積極的に攻撃に絡み、相手の背後へのパスを狙った。セットプレー含めてそのキックがチームの武器であることは間違いない。だが、この日は勝利に貢献した一方で他のチームメート同様に不用意なミスも。守備面でも奪いきれないシーンがあり、実力を考えると十分に期待に応えたとは言い難い。それだけに、今後はプレーでもより違いを示すつもりでいる。
「自分は(ボランチでも)少し前気味のポジションなんですけど、監督にもラストパスを求められている。自分の得意なところでもあるんですけど、まだまだ課題だと思っているので、もっと練習で質を高めて、試合を意識して上に行っても通用するボランチになっていきたい」と力を込めた。
憧れの存在はMFイニエスタ。ドリブルもできて、パスもできて、シュートも決めるMFになることが目標だ。九州からU-18日本代表入りしているFW安藤瑞季(長崎総合科学大附高)やDF生駒仁(鹿児島城西高)に負けたくないという思いも持つMFが今年、チームを昨年以上のステージ、そして日本一へ導き、自身の評価も高める。
(取材・文 吉田太郎)
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