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香川、公式戦4試合ぶり出場も…ドルトムントは最下位相手に不覚

ゲキサカ / 2017年2月12日 1時31分

最下位のダルムシュタットがドルトムントを撃破し12試合ぶりの白星を飾った

[2.11 ブンデスリーガ第20節 ダルムシュタット2-1ドルトムント]

 ブンデスリーガは11日、第20節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントは敵地でダルムシュタットと対戦し、1-2で敗れた。公式戦4試合連続のベンチスタートとなった香川は1-1の後半17分から途中出場。1月21日のブレーメン戦以来、公式戦4試合ぶりの出場となったが、チームは直後に勝ち越しゴールを許し、8試合ぶりの黒星を喫した。

 ドルトムントは前半21分、MFラファエル・ゲレイロが中盤でボールを失い、カウンターを受けると、サイドに展開されてマイナスの折り返しをFWテレンス・ボイドに決められた。

 アウェーとはいえ、今季2勝の最下位チーム相手に先行を許す展開。それでも前半終了間際の44分、DFエリック・ドゥルムの横パスをMFエムレ・モルがワンタッチで流し、後方から走り込んだゲレイロが左足でゴールに叩き込んだ。

 1-1の同点で折り返した後半は3-4-3から4-1-4-1にシステムを変更したドルトムント。後半17分には2人を同時交代し、ゲレイロとモルに代わって香川とMFウスマン・デンベレがそのままインサイドハーフの位置に入った。

 ところが、勝ち越しに成功したのはダルムシュタットだった。後半22分、敵陣でボール奪ったMFハミト・アルティントップがMFシドニー・サムにつなぎ、スルーパスに抜け出したFWアントニオ・ミルコ・チョラクが1対1からGKの股間を抜く勝ち越しゴール。同25分にもチョラクのシュートがクロスバーを直撃するなどドルトムントゴールを脅かした。

 ドルトムントの反撃にも最後まで耐え抜き、2-1で逃げ切ったダルムシュタットは昨年10月22日のボルフスブルク戦(3-1)以来、12試合ぶりとなる今季3勝目。依然、最下位は変わらないものの、上位チームを撃破し、シーズン終盤につながる1勝となった。
●欧州組完全ガイド
●ブンデスリーガ2016-17特集

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