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[新人戦]強くて、応援されるチームだった昨年のように。熊本国府は2戦連続無失点で決勝T進出した一方、悔し涙も

ゲキサカ / 2017年2月12日 5時52分

 県内2冠を達成した昨年のチームからは学ぶべきことが多かった。全国クラスの評価を得ていたディフェンスやサイド攻撃など高い実力を備え、ピッチ外では震災復興のためにボランティア活動に奔走。3年生は引退後の今月もボランティアで仮設団地の子供たちと交流サッカーを実施して多くの笑顔をつくった。杉本は「去年の先輩が周りの人たちから応援されるチームをつくっていた。ピッチ以外の挨拶とか立ち振舞とか大事にしていきたい。昔から国府を応援してくれている人たちがいるんですけど、その人たちの信頼を裏切らないように」と力を込める。
 
 この日は最低限の決勝トーナメント進出を決め、佐藤監督は「2位通過ですけど。しっかりと次に繋がる。また、良いチームとできるので楽しみです」。ただし、ピッチでは自分たちの力を出し切ることができず、コーチ陣からピッチ外の振る舞いを指摘された。悔しさ、不甲斐なさのあまり涙する選手たちも。強くて、愛されるチームを作り上げた先輩たちの背中を見てきたイレブンはそれに負けないように、これまで自発的に取り組んできた。一方で現在、勝ち切れない原因となっている可能性のある甘さを改善して、より強いチームを作り上げる。

(取材・文 吉田太郎)

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